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辞書の生き物 #308 トロ

トロ
お寿司屋でマグロの大トロといえば、時価と高価なものの代表格でしょうが、江戸時代には「ねこまたぎ」と呼ばれ、ネコも食べないほどまずい物だとされていました。

「ねこまたぎ」については、私のnote #30 をご覧ください。

トロは、マグロの肉の中で脂肪の多い部分で、食べると下の上でトロっととろける感触があるため「トロ」と呼ばれるようになりました。

トロの柔らかい舌ざわり感が好まれるようになり、マグロ以外にも「豚トロ」、「トロサーモン」など、おいしい部位の代名詞として使われています。




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