辞書の生き物 #337 鳩尾:みぞおち
みぞおち
肋骨がつながっている胸骨の下、おなかが始まる場所を「みぞおち」と呼びます。
「胃が痛い」と言って手を当てる場所になります。
鍼灸(しんきゅう)の「ツボ」や空手の急所にもなっており、神経が集中しているポイントとされています。
元々は、飲んでだ水が胃袋に落ちる場所という意味で、「水落ち:みずおち」と言われていたものがなまって「みぞおち」となったようですが、形が鳩の尾羽周辺の見た目に似ていることから、「鳩尾」と書いて、「みぞおち」と呼ばれるようになりました。
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