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守破離(アンタウォッチマン(5/31放送分) バカリズム特集(前編)を見て)

テレビ朝日系列 アンタウォッチマン(5/31放送分) バカリズム特集(前編)を見た。
バカリズムの幼少期や若手時代のエピソードを軸に、バカリズムのネタが出来上がっていった背景をとりあげていた。

印象に残ったのは下の感じ。
・小学校のときに理詰めの教師を言い負かす体験がネタに通じている
・イラストがうまくなったのは半紙でDr.スランプの絵をトレースしてたのがきっかけ
・ふかわりょうとよくつるんでた
・ブラッシュアップライフの設定は数合わせのものだった

ブラッシュアップライフの話。
安藤サクラ主演は決まっていた上で、いくつか設定案を出していて、その中の一つで本命ではなかったらしい。
結局、数出すから良いものもその中に転がってるんだよなあ。
多分他の設定でもいい作品にはなっていたんだろうけど、転生を繰り返す設定の方が、周りの制作陣を巻き込む力が強かったということではあるか。
その巻き込み力が大衆性ということなのか?

イラストがうまくなったきっかけの話。
トレースをずっと繰り返してたら、なくても描けるようになってたとか。
知らず知らずのうちに型を体で覚えたということではあるわな。
たまたまSpotifyポッドキャストの「その後のプロフェッショナル」の中村勇吾編(前半)聞き始めたのだが、その中で、作ってはじめて観察力が身につく、というような話ししてたけど、それに通じる部分はあるかなと。
トレースも一種の製作だから、この場合は観察力とはいえないにせよ、技術を身につける上でアウトプットしなきゃ話になんないだなと。
当たり前のことなんだけども、他人のこと見てあーだこーだいうだけの外野の人間が大量に見える世の中だから、当たり前でもないのかもな。
「守破離」ってのがあるけど、単に言葉だけで理解するよか身近なところに実例がある方が実感はわきやすい。
言葉だけなら単なる説教とか説法とかと同じでわかったつもりになってしまいがちだし。
現代に生きる人ができてるなら、自分も真似すればできるのかもと思いやすい側面はあるなと。
駆け出しの芸人が尊敬する芸人のネタの文言を書き写すのはここに通じる部分はあるのかもな。音楽のコピーもそうか。
フィードバックループを以下に速く回せるかが成長のカギってことだな。これも当たり前なんだけど。

今日の駄文はここまで。
ブラッシュアップライフのゲームとりあげられたシーンが一番バカリズムらしい場面だったりして。


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