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雑多な考えのまとめ。#9

意外と一個のテーマでもまあまあの文字数書けることが分かったけど、それでもこの形式には思い入れがあるので続けていきたいですね。次回で10個目だし。


・マイペースって言い方

「マイペース」と聞くとやっぱりおっとりしていて人より遅れていることを指すように感じます。人が焦っている時ものんびりと自分のしたいように動く、というような。でも、言葉の意味的には”My pace”なので「自分のリズムを持っていてそれに従う人」くらいのことなんだと思いました。だから人よりもせかせかしている人もマイペースっていうと思うんですよね。
例えば、美術館のようなところに複数人で行って展示を観るような時、一人だけじっくりと鑑賞して取り残されてしまう人も「マイペース」だし、さくさく観て次に進んでってしまう人も「マイペース」ってことだと思うんです。
そういう各々の芸術の味わい方が違うことはもちろん尊重されるべきなのですが、複数人で観に来ているということはおそらくいろいろと話しながら観ていくということが醍醐味なんだと思うんですよね。だから勝手にはぐれて行ってしまう人はあまりいい顔をされないかもしれません。
そういう時にどんなことが大切かというと、今回はみんなに合わせることに焦点を当てて今度一人で自分のために来るとか、一声をかけてはぐれるということを選ぶということなのかなと思います。
自分はかなり早くも遅くもあるタイプのマイペースなので気を付けていかねばなと感じています。

具体的にこんなことがあったとかではないですが、「そういえばマイペースって早い方にも言えるな」ってふと思ったので書いてみました。


・どんなに楽しくても家には帰りたくなってしまう

自分は友達と外に遊びに行くのはとても大好きです。気の合う人たちと食事やお酒を楽しみながらしゃべることは至高のエンタメであると思っています。しかし、同時に夜に家にいることの安心感も強く感じているのです。
友人の家にいて、翌日特に予定もなく、泊まっていってもよいという環境であればその感情は湧いてきませんが、そうでないとなると遅くとも終電には乗ってお風呂に入って寝なくてはという大げさに言えば強迫観念のようなものを感じてしまいます。
具体的に何が嫌なのかというのを考えてみると、
・終電を逃すことの恐怖感
 (逃した後の無力感)
・お風呂に入らないでいることのモヤモヤ
 (そんなにキレイ好きというわけでもないのですが)
・オールした後の疲労感
 (帰宅後ガッツリ寝ちゃって起きたら夜のもったいなさ)
・親への説明の気恥ずかしさ
 (外泊禁止、とか門限○○時までとかはないんですけどね)
・次の日の予定への懸念
 (仕事やその他用事)
挙げてみるとたくさんありました。
これだけの不安点があるので、オールをするときも前もって翌日の用事を入れないようにして今日はオールをするぞという覚悟をもってやっています。

こんなことを友人に話したら「そんなに帰りたいならもう誘わない」とか思われそうですが、まったくもってそんなことはありません。時間が許す限りはいつまでも遊んでいたいのですから、これからも誘い続けてほしいなと思っています。(自分からはほとんど誘わないくせに)


・徒競走でみんな一列でゴールするやつとアイドルの歌割

モンスターペアレントの例としてよく言われるのが、「運動会の徒競走で子どもたちに優劣がつくのがダメだからゴール前でみんなで手を繋いでゴールしましょう」みたいなやつがあると思うんですが、それって全く子どもたちのためになっていないと思うんですよね。
子どもはそれぞれ得意なことがあってそれを伸ばしてあげるのがその先の未来にとっては大きなことだと考えています。だから、運動ができる子が運動会で活躍することって褒められることだし、勉強の得意な子がテストで100点を取ることとかと同じだと自分は思います。それ以外でも「僕は委員会活動を頑張るんだ」とか「私は自由研究で賞を取りたい」とかも良いことだと思うし、「毎日クラスで一番に学校に来る」とかでも素晴らしいと思います。
みんながみんなそれぞれのオンリーワンなナンバーワンなことを見つけられることができたらそれだけで学校に通う意味ってあるんだと思うんです。
おそらく運動会とか学芸会とかでわーわー言うのは人の目の多い場所で自分の子供に恥をかかせたくないということだと思うんですが、それだけの理由でほかの子供の活躍を奪ってはいけないし、それよりもたとえ恥をかいたとしてもその恥を雪ぐ別の場所を提供してあげることが親の役割なんじゃないかと思います。江戸の敵を長崎で討つ的な。

それに近いことを感じるのがアイドルに対する「歌割」という評価軸です。
グループで活動するアイドルにとって切っても切れない存在ではあると思うのですが、歌割ただ一つでアイドルに優劣をつけるのは早計であると自分は思います。
もちろん歌が上手に越したことはないですが、それもまた個人差があることであり、努力さえすれば覆るというものでもないと思います。
だからこそアイドルの方々はダンスを頑張ってみてソロのダンスパートをもらうんだ、とかテレビやラジオに出たときにトークで前に出てやるぞ、というようにそれぞれの得意なことや持ち場を伸ばしていくんじゃないでしょうか。その方がグループとしても広がりを生みやすいと自分は思っています。
もちろん歌割が多い方がカメラにも映る機会が増えるのでヲタクとしてはうれしいのかもしれないですけども、グループを応援するのではなくてその人だけを見たくて応援するならソロのアーティストで好きな人を見つける方が心の安寧につながるのでは?とも思えてしまいます。推しがそのグループに所属している以上はグループとして応援できなければ厳しいのではないかと思うのです。推しではないメンバーの悪口を言うなんてもってのほかです。

推しの歌割が増えないことに文句を言うのは徒競走にクレームをつける親御さんに自分は見えてしまいましたというお話でした。
かくいう自分は箱推しのDDかつ独身子供なしなのでなんの説得力もない無責任発言なのであまり怒らないでほしいです。


アイドルの歌割の話って前に書いた気がしたんですけど、記事をさかのぼっても出てこなかったので気のせいなんですかね。
3つ目のは独立して一個の記事でよかったかも。シングルカットのように。

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