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カブトムシの羽化の瞬間をペットボトルで観察してみよう!


カブトムシって、一度飼い始めると、毎年増えて大変ですよね。
せっかく飼うならちょっと工夫して、子供たちに貴重な体験をさせてみませんか?

我が家では2年前に1組のカブトムシを捕獲体験でゲット。

そこから次の年には6匹に増え、今年は4匹の幼虫がすくすくと育っています。

昨年、人工蛹室(ようしつ)というものを知り、ペットボトルで羽化の様子を観察できました。

5歳の娘は大喜び。私も羽化はもちろんのこと蛹(さなぎ)を見るのも初めてだったのでかなり楽しみました。

今年はさなぎになる様子から観察しよう!と、少し早めにペットボトルへの引越し準備。

Notionで観察日記をつけることにしました。

人工蛹室はとっても簡単に作れますし、さなぎの様子や羽化の観察といった貴重な体験ができるのでぜひチャレンジしてみてください。

人工蛹室の作り方

用意するもの

  • ペットボトル(500ml)
    表面に模様がない方が観察しやすい。おすすめは炭酸のペットボトル

  • カッター

  • 穴を開けるための道具(アイスピックのようなもの)

  • カブトムシ育成用の土、またはフラワーアレンジ用の保水マット(オアシスはメーカー名ですが、わかりやすくここではオアシスと呼びます)

  • スプーン

  • ビニール手袋

  • タオル

  1. ペットボトルの上の方に数箇所穴を開ける

ただの空気穴なので適当でOK

2.ペットボトルの半分より少し上をカッターで切り、2つにわける。
ペットボトルの切り口で怪我をしないように注意してください。
お子様と一緒に作るときは、この作業は必ず大人が行なってください。

下の部分より細いところでは切らないで!ふたができなくなります。

3.土の場合は中に入れて指で形を作る。さなぎの大きさをイメージして。指でなるべく固める。
ペットボトルの切り口で怪我をしないように注意。

麺棒を使用
だいたいこれくらいの穴。内側をきれいに拭っておくと観察しやすい。

4.オアシスを使う場合は、ペットボトルを使ってくりぬく。


5.スプーンでくりぬき、部屋を作る

6.オアシスを水につけて吸水させる

7.タオルの上で少し水分を落とす。びちょびちょの状態はよくない。

穴が大きすぎたので、細かい破片で調整しました

8.オアシスをペットボトルに戻す。

9.幼虫のケースの土をやさしく掘り、蛹を取り出す。素手で触らないように。ビニール手袋をした状態か、スプーンなどを使ってやさしく取り出す。
自分で土を固めて部屋を作っているので、サナギがいるところの周りは少し硬くなっています。
オスの角の部分には触れないように!

10.ペットボトルの蛹室にやさしく移す。

11.ペットボトルの上半分をかぶせて完成。

1匹はサナギになる前の段階でした

観察日記ページの作り方

  1. 新しいページを作成。

  2. インラインデータベースを作成

  3. カレンダービューとギャラリービューの2種作成する。

  4. タグで「卵」「幼虫」「さなぎ」「成虫」の4つを設定する。

  5. プロパティにファイル&メディアを設定する。

  6. ギャラリービューのプレビューをファイル&メディアに設定。

  7. カレンダービューで表示するプロパティを設定。タグを見えるようにしておくと、いつごろさなぎになるのかなどがわかりやすい。

  8. データベースの右上からテンプレートを作成。タイトルのところは@今日にする。

  9. テンプレートの設定から繰り返し→毎日にする。

1日1枚写真をアップすれば、ギャラリービューで経過がわかります。

毎日見ているとわかりにくい変化も、写真に残すと目にみえる

何か動きがあったときはページ内に自由に記録。

写真を撮ったり、タグを選ぶところをお子様に作業してもらってもいいかも。


サナギの期間はどのくらい?


ペットボトルの人工蛹室も、Notionの観察日記も、とっても簡単なのでぜひ参考にしてみてください!

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