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新・秋の七草、シュウカイドウ(秋海棠)

ハイキング道の傍らの、山に囲まれたお家に、シュウカイドウが咲いていました。

どちらかというと、暗い谷の中の一軒家なので、この花の華やかさが、ひときわ浮きたって見えました。

秋に咲く花です。ベゴニアの仲間ですが、つい最近まで、この花もベゴニアだと思っていました。

ベゴニアの仲間では、シュウカイドウだけが、屋外で冬を越せるのだそうです。

可憐な花だけど、寒さにも強い。

花言葉は
 「片思い」「恋の悩み」

片思いかぁ、懐かしいなぁ。

山上憶良が万葉集で歌った、秋の七草

萩、尾花(ススキ)、葛、撫子、女郎花(オミナエシ)、藤袴、朝貌(桔梗?)

私は、もう千数百年も経つのだから、新しい秋の七草を選んだらいいと思っていました。

そうしたら、昭和10年に、東京日日新聞(現在の毎日新聞)で新秋の七草を選んだことがあるという記事を、発見しました。

当時の著名人に選んでもらったんだそうです。

葉鶏頭
コスモス
彼岸花
赤まんま(イヌタデ)

おしろい花
秋海棠

最後にシュウカイドウが入っています!
因みにシュウカイドウを選んだのは、永井荷風。おしろい花を選んだのは、与謝野晶子です。


皆さんなら、秋の七草にどんな花を選ばれますか?

よろしければ、お教えください。
(私は、ワレモコウ入れたいです)