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法華経との出会い

今年の春、高野山を訪れました。
以前から行ってみたかった場所。
具体的には何があるとか、
どういう場所かっていうことは
実はほとんど知らなかったのです。

声楽を勉強し始めた頃から
祈りの曲や宗教曲が好きで
イタリアに来てからは
教会でのミサやコンサートなどで
教会を訪れることも増え、
キリスト教にも興味を持ち、
聖書を読んだりもしました。

でもやっぱり私は仏教徒。
ブッダの言葉に惹かれます。
紀元前約500年ごろに生まれたブッダは
ヨガの精神にも触れて、
大きく影響されています。
ヨガを勉強すればするほど、
ブッダの教えとの共通点が見えてきます。

実はキリストもブッダの未来生なんじゃ?
と思えるほど共通点があったりもします。

宗教としてのキリスト教、
宗教としての仏教、
それとは切り離して、
歴史的に実在したキリスト、
歴史的に実在したゴータマ、
この二人は
愛と慈悲を唱え、
怒りや恨み、妬みを抱くことなく
人類は皆兄弟であって、
大いなる父に見守られ、
愛される存在であるといいます。

インドに生まれたゴータマ、
ナザレに生まれたイエス
それぞれが生まれた時代と
その土地の習慣や文化に合わせて
人々により良い生き方、
愛と慈悲に基づいた生き方を説いた。

私は日本に生まれて
特に宗教とは関わりのない生き方。
日本では一般的ですね。
神社へ初詣したり、
葬式はお寺さんだったり。
アルバイトでキリスト教式の結婚式で
聖歌隊員として歌ったり。

でもなぜかブッダの生き方、
ブッダの言葉に惹かれて、
日本語の本、
イタリア語の本、
いろんな角度からブッダを学びました。

数年前に
『あなたの本来の姿を描きます』
と言う企画で描いていただいた絵が
弥勒菩薩でした。
「あなたに縁のある仏像」
と言うアプリでヒットしたのが
弥勒菩薩でした。
「過去世サーチ」
で見てもらったら、
弥勒菩薩でした。
これは受け入れるしかなさそうだ。
と覚悟を決めたら、
弥勒の世を実現するためのヒントが
あちこちから引き寄せられ、
次々と舞い降りてくるようになりました。

そして今春実現した高野山行き。

弥勒菩薩としての自覚を持ち
弥勒菩薩の目線で訪れた高野山。
今このタイミングで来て、
いろんなことが腑に落ちました。
そこで出会った観音経と法華経。
正しくは観音経は法華経の一部なんですが
まず惹かれたのが観音経で、
そこから芋づる式に出てきたのが
法華経だったという感じです。

まずは法華経の解説本を読んで、
今まで自分が持っていた
漠然とした仏教のイメージが
確固としたものとなりました。
これに出会うために高野山へ来た。
今までの人生はこれに出会うため、
これを理解するための伏線だった。
経験を積むための準備期間だった。
法華経というのは
弥勒菩薩として菩薩行に生きるための
教科書でありワークブックでした。

詳しくは、
これから少しずつ書いていこうと思います。

とりあえず、
法華経に出会った感動を伝えたくて。
2022年夏

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