一本の電話から始まるドキドキストーリー。

その日は朝から葛飾区の築古に絞って電話営業をしていた。

当てる金額は100万。

まあ、そこで渋ってきたら相場の倍プッシュや！200万。

古典的な営業トークw

そんな調子で電話をしていると…

アーバン葛飾2番館　　(有)綜合企画　　03-XXXX-XXXX

？「はい。綜合企画。」

マ「こんにちは。ツインベストの物上げマシーンと申します。」

？「あ？誰だ？」

この時から感じてましたよ不穏な空気を。

めっちゃドスの効いた声。

しかもなんか不貞腐れた感じw

このパターンは基本的に相手に合わせた口調でトークを展開していく。

マ「御社でご所有のアーバン葛飾2番館の件でお電話しました。葛飾区内で1Rのマンションを探されているお客様が複数組おります。売却のご予定いかがでしょうか？」

被せ気味に

？「いま代わるから待ってろ。」

誰やねんお前w

？「すいませーん！お電話変わりました前田ですー。えーっとマンション買いたいって？」

お？窓口のヤツか？さっきのに比べたら5万倍愛想いいなw話も早そう！

マ「前田さん、はじめましてー！ツインベストの物上げマシーンでーす！そうなんですよ！単刀直入にマンション売ってくれませんかw」

前「おー、そりゃあ助かるな！ちょうど売りたかったんだよ。」

マ「え！ほんとですか！！！タイミングばっちりじゃないですかwww」

前「ほんとだな！んでいつこれるよ？」

いやめっちゃグイグイくるやん。そもそも金額も当ててねーし、目線もわかんねーのに行けるかよwとか思いながら軽くかわす。

マ「えーっと今週は終日予定が入っておりまして…」