どれだけ年月を入れても変わらないことがたくさんあります。その1つが、新卒同期の絆だと私は思います。

私は今でもたまに新卒時代の同期と食事に出かけます。
つい先日も、同じ部署にたった2人で配属された同期と食事をしました。

新人時代によく行った田町の町中華で、16年前の思い出を笑い飛ばしながら、餃子とビールで大いに語らいました。お会計は2人で5500円でしたが、言うまでもなくその時間はお金で買うことのできないかけがえのない時間でした。今年40歳になる2人にとって、この先の人生におけるとても大切な活力を得たようでした。

今後、皆様の前には投げ出したくなるようなこと、逃げ出したくなるようなことが次から次へと襲いかかると思います。そんな時は、"Day1"を共にした同期に頼り、そして同期に手を差し伸べてあげてほしいと思います。

皆様の絆が、当社を、日本を、世界をより良い方向へと変革していく大きな原動力となることを期待しています。そして10年後、「バイセルの24新卒は黄金世代で最強のチームだった」と回想しながら飲み明かしてみてはどうですか。きっと素晴らしい夜になるはずです。

本日をもって、皆様の栄光の社会人人生がスタートいたします。心から幸運をお祈りいたします。改めまして、本日はご入社、誠におめでとうございます。

私からは、新入社員の皆さんに、仕事をする上で大切にしてほしいことを2つお伝えできればと思っております。

1つ目は、型を学ぶことです。バイセルには様々な成功の型やパターン、ナレッジが集まっています。そういったものを自ら学んで、真似て、まずは基礎、基本を完璧にできるようになってください。まずは会社のやり方に染まる気持ちで頑張ってみることが、最短で成果を出すコツです。

2つ目は、PDCAを回すことです。 計画を立ててやり切って、振り返りをして、リプランニングして再度試してみる。これは業界や職種を問わず必要な考え方です。
まずは自分なりのPDCAの回し方を決めて、毎日振り返りをしてみてください。日々の積み重ねが大きな成果に繋がるはずです。

まずは3年間基礎・基本を叩き込んで、自分なりの成果を出していただければと思います。

私自身も、今までにやってきたことを一旦全部忘れるぐらいのつもりで、 バイセルに染まりながら頑張ります。バイセルをもっと大きな会社、面白い会社にして、世の中に色々仕掛けて、 社会に価値を還元したいと考えています。ぜひ一緒に、良い会社、良い未来を作っていきましょう。

挑戦とは「今の自分を超えていくこと」です。どんな夢や目標にも 必ず努力が必要であり、何度も失敗と成功を繰り返して夢に近づきます。

父から譲り受けた言葉で、「物事に対して喜怒哀楽の全ての感情が現れるのは、 今までより大きな壁であり、成長の機会である証拠」という言葉があります。 私はこの言葉を胸に、何事にも学びの姿勢で喜怒哀楽を受け入れつつ、常に挑戦してきました。

新たな挑戦は、自分自身の課題を見出し、新たな自分を知る機会であり、全て学びとなります。費やした時間を学びとして次に活かし、目標はより遠くに、より高く設定し、 常に前を向き、歩き続けます。

今年2024年は変化の年です。変化を楽しみつつ、柔軟に対応し、成長著しいバイセルテクノロジーズの順風に帆を上げることができるよう、 有機質で情熱的に粘り強く取り組んでいく所存です。まだまだ未熟者ではございますが、 バイセルテクノロジーズの一員として活躍できるよう努力してまいります。