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人口当たりの土地面積が最大となるラテンアメリカは食料・脱炭素などの文脈でも重要な地域-いまさら見直すマクロな中南米-3

今日は面積のお話を。ラテンアメリカはもちろん土地面積が大きいのですが、人口当たりの面積が大きい=人口密度が低いんです。

市場として居住者に売ることを考えると人口とか都市集中度とかが大事になってきますが、食糧問題とか脱炭素といったテーマでは土地の広さが重要になってきます。

都市人口集中度が高い上、一人当たりの土地面積が高いということはかなり人がいない広大な地域があるということ。アマゾンも含みますが、ブラジルのパンタナルやアルゼンチンの大草原パンパなど、アマゾンだけではない広大な土地が広がっています。

農業の規模感に加えて、脱炭素的には森林地域が大きいことはいろいろな角度で効いてきます。

土地面積が勝負になる事業では日本ではなかなか規模が出せないこともあり、この数年日本からラテンアメリカへの問い合わせが増えている領域でもあります。

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