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東京都廃棄物埋立処分場(Tokyo Metropolitan Government Waste Landfill Site)での通訳🚙

こんにちは。ブライトウーマンワールドの通訳者&コミュニケーションストラテジストのえりりんこと高瀬惠理です🌈

今回は、埋立処分場で通訳をしてきた話を書きたいと思います📝が、具体的な通訳の話というより、見学してなんだか感銘を受けたので、その想いをまとめてみたいと思います。

私の通訳を聞いてくださるオーディエンスは、国連のプログラムの一環で来日されたフィリピンの自治体・政府のごみ処理に関わる方々だったと思います。(具体的な所属は忘れました。)東京都廃棄物埋立処分場では、海外からの視察団の受け入れの他、小学校の修学旅行生の見学を受け入れたりと、ごみ処理に関する啓蒙活動にも取り組まれているようです。

見学コースは、まず、施設の説明からスタート。東京のごみ処理に関わる歴史、施設の処理能力や作業内容、日々の取り組み、埋立の方法、埋立地での工夫、今後の構想などについてレクチャーを受けました。過去、東京では、”東京ゴミ戦争”と呼ばれた時期もあったようで、埋立処分場に近い住宅地ではハエが大量発生していたとか🪰

あと、今は広~い公共の施設になっている”夢の島”エリアは、もともとの埋立地だったと知り、これまたびっくり😲(しかも、1947年から3年くらいは、海水浴場として利用され、🌴の木なんかも植えて『東京のハワイ』として宣伝してたとか🤣🤣🤣🤣)

そういえば、2021年に開催された東京オリンピック2020では、この夢の島エリアでいろんな競技が開催されたなあ、と。無観客になってなかったら、埋立地を有効活用した事例っていうのでも、もっとポジティブに取り上げられてたんじゃないかなぁ。

その他、埋立地からでるメタンガス(廃棄物から発生する)を採取・貯留して、ガスタービスで燃焼させて発電を行っている、という点や、粗大ごみとして出されたものから、金属資源(鉄・アルミニウム)を回収したり、金属以外にも、例えば、ゴルフボールなどを可能な限り回収して売却しているところにも感心😇

令和3年度の資源回収実績のうち、鉄の売却はおよそ3億円アルミニウムについてはおよそ1.5億円だったとか😲

正直、ごみ処理について全然いいイメージがなかったですが、人間が生きていたら、ごみは絶対発生する。だから、目立たないけど、こういう仕事って本当に大事だなぁと。

しかも、埋立処分場の方いわく、東京湾を埋立地として使えるのは、今の廃棄レベルで計算すると、あと50年しかないみたい!!!(東京都として所有している海域ー東京湾を航行する船の通り道=50年となるよう😲)

ずっと言われている当たり前のことだけれど、できるだけ3R(Reduce, Reuse, Recycle)を心がけたいなと思ったのでした。

そして、私たちがハエに襲われることもなく(当時の小学生の放課後といえば、ハエの駆除だったとか。そういえば、いろんな虫が世の中に存在しているのに、”布団タタキ”と同じ感じで”ハエタタキ”が存在するのはそのせいか!?)、ごみ屋敷に住む必要もなく、快適に過ごせているのは、見えないところで働く人がいてくれているから。感謝を忘れないようにしたいなと思います✨


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