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雑談:nujabesのnujabes以前のキャリアを知りたい

※この記事は後から読めないように高額設定しているだけでその値段を払う価値はありません。あしからず。

nujabesは2010年に亡くなった日本のヒップホップ系トラックメーカーで、2004年放映アニメ「サムライチャンプルー」の音楽で国内外で注目を集め、昨今はLo-fi hiphopのルーツとして世界中から再注目されている存在です。また、近年のニューエイジ再評価が起こるかなり前の2002年に既にGigi Masin「clouds」をサンプリングしていたという点でも、再評価されるべくしてされた、という感じがあります(同じ年にBjork「It's in Our Hands」でもサンプリングされていますが)。念のため説明するとGigi Masinはイタリアのアンビエント作家で、昨今のニューエイジ再評価の文脈で“発見”された、吉村弘と並ぶ重要アーティストで、95%の人はここ10年以内に知ったはず。

nujabesの大まかな経歴に関しては既に良質な記事がウェブにあるのでそちらを参照してください。

で、nujabesってnujabesと名乗る前は何をしていたんだろう、というのがワタシは結構気になっていたんですが、最近手元の資料をスキャンし直したら検索に引っかかったのがあるのでその話をする。小ネタだがウェブのどこにも出てないはず。

1994

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