裏庭のスロープ改造③:棚田

裏庭を棚田にすることにした私たち。もちろん自分たちでやります。スロープ状になっている裏庭を、3段の低い棚田に変えていく計画です。

棚田と一言で言っても、様々な方法があります。スロープがなだらかな場合、スロープを平らにすることなく、線状に土を盛り上げその上に植物を植える、というものも見かけました。こんなのです。この方法だと、土を盛り上げ、その手前は逆に低くするため、雨水を地面に取り込みやすくできる、という利点があります。そして、多分作るのが一番簡単。でも、私たちの南向きの裏庭スロープでこれをしようとすると、この高くした部分に植える植物が日陰を作り出すため、それはどうなのか?と思い、やめました。

棚田の形自体はシンプルに、大きな低い階段を三段作るだけにしたので、あとは何でその段差をせき止めることにするのか?です。手間はかかるけど、一旦作れば永久的にその場に残ってくれるという、ブロックを使ったものに一番惹かれました。こんなのです。これらを2-3段重ねたもので壁を作り、棚田の平らにした土を支えようかと考えたのです。お金もかかるけど、自分たちでやればバカ高くはなりません。ネックなのは、超重たいこのブロックを大量に買うこと。デリバリーしてくれるけど、バックヤードまで運んでくれないので、家の前に届けられたブロックを自分たちで裏庭に運び、そこから棚田つくりに積み上げていかなければになります。ちょっと重労働すぎるな、ということで、却下。

このころにはFood Forestを意識し始めていたので、パーマカルチャーの方法も調べてみます。上に書いた土を盛り上げて植物を植える方法以外に、Checker logsを使う方法もありました。これはその土地にある倒れた木を使って土を支える方法なのですが、これもうちにはこれに使えそうな木がないので無理。

結局、予算と私たちの体力と手間を考え、平らな木材を買ってきて、それで土を支えることにしました。そして、最初は材木を買う気でしたが、最終的にフロントヤードで使っていた箱型花壇?(英語でRaised Bedというものです)を解体し、その木を使い、木材を買うのは一部だけですみました。


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