娘の見解

わたし「無条件に親から愛されると信じてる?」

娘「どういうこと?」

わたし「例えば今はちゃんと勉強してるとか、見た目をかわいくしてるから愛されているっていう気がしない?」

娘「どーなの?」

わたし「こっちが聞いてる。例えばなーんにもせず、汚い顔でグータラしていても親は世間の批判に負けず無条件で守ってくれると信じてるの?」

娘「20歳までは疑ってたけど20歳過ぎてからは信じるようになったよ」

わたし「20歳…」

娘「なぜならママは私が小さい頃から『子供を産んだのは地球の使命。神様から20歳までしっかり育てるようにという使命を受けている』としつこく言い続けていたから、20歳過ぎたらどうなるのかな?と思ってた。自分の子供だから育てているのではなく、神の子として使命感で育てているというのなら、それは単なる庇護であって愛情は存在しないのかも知れない。ママはそれくらい極端な人間だから、20歳になった瞬間に態度を変える可能性があると思ってた。だけど20歳になっても同じだったから、これは多分愛情だと思った」

わたし「それが無条件だとなぜ思えるの?」

娘「条件付きの愛情は歪んでいて、そんなものは本当の愛じゃない。無条件に愛されていると信用できた時が健全であると言える。私は自分自身がママに対して無条件の愛情があると自覚した時に、そう感じるのはママも無条件の愛を自分に向けているせいなんだと思った」

わたし「それどっちが先なんだろ?どっちが先に無条件の愛情を向けたのかな?」

娘「そんなの分からんし、どっちでもいい。信頼関係が成立していなければ健全な愛は存在しないというのが真理。それが結論」

で、なんで無条件なの…?と聞いたら
「え…通じてない…闇かよ」と愕然とされ終了。

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