自己愛性パーソナリティ障害と共依存

自己愛の強い人は「自分は特別な存在である。だから、周囲の人は自分の要求や願望を自然と受け入れてくれるに違いない」という、独特の思考の癖をもっていることが目立ちます。

ー恋人だからこそ、自分の身の回りの世話をしてくれるに違いない。
恋人だからこそ、いつでもおごってくれたり、プレゼントをもらえるに違いない。
恋人だからこそ、自分の無理なお願いを聞いてくれるに違いない。
など、自分の願望を一方的に押し付けてしまい、恋人の精神や財布に負担をかける関係になる。言い方を悪くすれば、恋人から愛情、金銭、時間、労力を搾取するような関係に陥ってしまう危うさがあります。


感謝してほしい…とは特に思ってないんですけど、38くんの「やってもらって当然」さらには「おれのために尽くす事はあんたの幸せになるでしょ?」的な、あまりに尊大すぎる独特な思考は嫌悪感を通り越して、謎でしかなかったんですね。


ーなお、自己愛の強い人から見て、自分のわがままが許される状況は「自分は特別な存在だからこそ、その後始末や尻拭いを恋人にやらせても問題ない。むしろ特別な存在だからこそ、多少のわがままを求めて何が悪い?」と解釈することもあります。その思考の癖は、さながら独裁者のようです。


こういう事を長年されると
私の精神にも影響があるようで、様々な身体症状が出てきて精神科にかかるような状態に陥ったんですけど(これはわたしの元々の気質もあり、すべてが38くんのせいではないけれど)
積極的に治療をしようとする気持ちと、多少38くんと距離を置けるようになってきたことで落ち着いてきたんです。

ただ、お互いにかなり依存し合っている関係性であるし、距離を置いてわたしが尽くすのを辞めると38が調子を崩すし、距離を近づけるとわたしの調子がおかしくなる…という状態ではあります。

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