在宅開始してから注意すること

 四葉のクローバーをすぐに見つけることができますが、世間一般に言われる「幸運」と言うものにはなかなか巡り合いません。「四葉のクローバーを見つけると幸せになる」は科学的根拠が薄い、薄過ぎる!
 どうもブロッコリーです。
 前回からの引き続き「居宅療養管理指導」についてです。
 
 居宅療養管理を行うにあたって、一番大事なのは「計画書と報告書の作成」です。算定要件なので当たり前です。充実させたものを書く必要はありません。計画書に関しては、予定を、報告書に関しては事実を書くだけなのでそれほど悩まなくてもいいかと思います。慣れるまでは、なかなか骨が折れる作業ですが慣れてしまうと薬歴の延長でチャチャッと作成できるようになります。訪問終了後にしばらくしてから書くと、より面倒臭さが醸成されてしまうので、薬歴が溜まっていても先に終わらせることをお勧めいたします。
 ここまでは通常業務です。これで約5000円が薬局に入ってきます。とりあえずやっておけばいいことですが、これだけだと、他業種から配達しているだけと思われてしまいます。それでいいのであれば問題ないのですが、個人的に他業種と行うチーム医療に参画したいというのであれば、その中で情報を発信してかないといけません。それが、在宅の醍醐味だと小生勝手に思っております。
 報告書を落とさないことはもちろん大事なのですが、他サービス提供者と報告書以外での報告も非常に大切だと思っています。コミュニケーションを取るためにも非常に有効です。これをしていると、そのうち、「ブロッコリーさんってお子さんいるんですか?」とか、「よく飲みに行ったりするんですか?」とか、仕事とは全く関係のない話をされること、また、することもよくあります。そのような話をしていると何がいいかというと、「何かあったときにすぐに相談できる、される」点にあります。感覚的なことなので、ピンと来ない方もおられるかと思いますが、仲のいい友達に相談をしたり、されたりするような感じです。
 在宅を開始してから大事なことは
1に計画書&報告書
2に他サービス担当者とのコミュニケーション
です。

 あれ?患者さんのことは無いじゃないか!?
 患者さんファーストは大前提じゃないですか?なので書いていません。
 調剤室に引き籠ってばかりいてはコミュニケーションは取れませんよ!

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