ざいたくザイタク在宅

 一人薬剤師5年目・・・
 どうもブロッコリーです。

 先日、社長より、「新しい薬剤師を入れようと思うが、そいつが前の薬局では在宅を結構してました的なことを言ってたけど、結局、振られた仕事をする在宅だったみたいだから採るのやめたわ。」と、どうでもいい事後報告を受けました。
 それだけ聞けば、勿体ないとも思えることでしたが、『在宅経験』をアピールするところ、確かに在宅は今や薬局薬剤師をするにあたり必要なスキルなのかな、とも思いました。
 自身、在宅は現在5件、過去20名くらいの方の実績がありますが、個人的な感想を言わせていただくと、在宅をする最大のメリットは、収入面以外では、
『ケアマネさんや訪問看護師さんと仲良くなれる!』
だけだと思います。
 ただ、これが最強だと思っています。
 何がって、ケアマネさんが薬局を指定してくれるんですよ。
 基本的に医療機関からの特定の薬局に誘導することは公には禁じられていることは周知のとおりですが、ケアマネさんが指定する場合、なぜか『連携』という形になります。(本当はダメだったらごめんなさい)
 訪問看護師さんやケアマネさんと仲良くしていると、こう言った紹介で在宅でなくてもドンドン患者さんがやってきます。私が居るステージは今ここです。
 もちろん、勤務初期はケアマネさんたちとコネクションも何も無かったので色んな会合で顔見知りになり、飲み会や日ごろの業務などで何度も顔を合わせるうちに徐々に色んな相談をされるようになり、その実績を認められ、患者さんを回してもらえるようになった・・・という、変な自信があります。
 最近、ようやく、その辺り、うちの社長も認めるようになってきたように感じました。私に始末書ばっかり書かせていたのは一体何だったのか?と思う次第です。
 その社長が新しい薬剤師を断ったと・・・ご英断ではないでしょうか。
 『在宅ができる=自分で患者さんを引っ張って来れる』
 これができない薬剤師のなんと多いことか。
患者さん宅に薬配達するなんて、誰でも出来んだよ!と内心思っています。

 こう書くと、「あー自分もブラック企業のブラック社員に成り上がったな!」とちょっとだけ思ってしまいます。


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