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いじめ報道に思うこと

本来は違う記事を書こうと思っていましたが、先ほど見てしまったTBSの「報道特集」において、17年前のいじめに関する特集に違和感というか、怒りを覚えてしまったため記事にすることにしました。

以下、そのいじめについて書くつもりはありませんが、私同様、いじめられた経験のある方にとっては、つらい思い出がフラッシュバックする可能性がありますので、そういった方々は、これ以上読まずお引き返し下さい。





何に怒りを覚えたかについてですが、
1.取材していた記者がいじられていた当人に、17年前に学校側がまとめて
  いた資料を無修正のままみせたとこ
2.特集が終わった後の某キャスターの一言
の2点です。



まず1については、いじめられていたご本人がおっしゃっていたことですが、学校側がまとめていた資料をパッと見て、忘れていたことを思い出したとおっしゃったことです。

何事もなかったから、報道できていると思うのですが、その資料をいじめ被害に遭っていた方が、読んでその当時の感情等をフラッシュバックしてしまったときにどうするつもりだったのかです。

最悪の場合、自〇に走ってしまったかもしれませんし、それが原因でトラウマに悩まされるようになるかもしれないということです。
取り越し苦労なのかもしれませんが、昔のいじめをまた受けているようなことになるとTBSも番組スタッフも記者も考えることはできなかったのでしょうか!!

報道することが善であり、被害者がどうなろうが知らないといった感じがして、いじめられた経験があるものとしては、いたたまれなくなりました。

もっと、強く言うと

あぁ、この人たちいじめられたことがないんだな、もしかしたら逆の立場の人間で、上から人を見下しているのではなかろうか!!

ということを思ったのです。


次に2ですが、特集が終わった後、某キャスターが、
「27年間よく(がんばって)生きてこられましたね。」
といったことです。

よく〇なずにがんばって生きてこられましたねという賞賛の言葉だとはわかっているのですが、さげすんでいるというか、自〇せずによく生きてこられましたね(悪い意味で)言っているように、解釈してしまったのです。

やはり、この方も上から目線で、いじめられたことかないんだろうなということを感じ取ってしまったのです。

私は、幼稚園から中学卒業まで、大なり小なりいじめられてきました。
ただし、記憶の奥底に沈めてあるのかもしれませんが、殆ど記憶はありません。
私の場合、教師もいじめに加担していた場合もありましたけど。

今も、会社である特定人物から嫌がらせはうけています。

だからこそ、このような偏向報道はすべきではなく、もっと被害者に寄り添った報道をすべきではないかと思った訳です。

特集では、教育委員会だけがいじめがあったことを認めないということだけに焦点が当てられ、教育委員会に何かあったのでhないかということだけがクローズアップされており、いじめに対する配慮に欠けている感じが非常にしました。

その方は、最終的には転校できたようですが、私が住んでいるところでは、そんなことをしたら話が余計に大きくなり、住んでいられなくなるまでになると思います。

閉鎖された社会とはそういったものなんです。
転校すればいいと軽く言った地元の警察官もいますが、上から目線のわりには周りが俯瞰できていない、偏った人間が多いようですね。
私も十分かたよっていますけど。

2022/8/28:題名を変更しました。

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