最近の若い人たち...と言う言葉は嫌いだけど、会社の飲み会や、接待を簡単に断わったり、おもむろに嫌な態度を見せる若い世代が多い。確かに、上司から繰り返し、武勇伝や説教を聞くのは面倒だろうけど、実は得るものは多いのだよ。

就業時間外に会社の人と飲むなんて、自腹切って仕事の延長だし、無礼講なんてあり得ないし、ある意味、今流行りの「パワハラ」じゃん！と思っている人は、すぐにサラリーマンなんか辞めて、自分の会社を作ってみよう。どれだけ自分が甘ちゃんだったか痛感すると思う。飲みにケーションは最短の営業手段、信頼を得て、いざと言うとき頼りになります！が主張できる絶好の機会。クライアントを飲みにケーションに持込めれば、交渉は8割がた成功かもしれない。

経営者や上司は、飲みにケーションで気の利いた会話や対応ができるかどうか、お酒の場でバレてしまう素顔を、ジッと観察していたりする。成功者は見抜く力も持ってるから、その場限りのゴマスリなんてバレバレだけど、為人を知ってもらえて、仕事の失敗も挽回できるのだから、絶好の機会を断るなんて勿体無い。

上司やボス、クライアントと行く飲みにケーションは、愚痴や発散になりがちな同世代のソレとは違い、色々な人生に出会う。背伸びをした酒の場で、社会的地位のある人は、どんな会話をしているのか、何を嗜むのか、どんな人生を送って成功したのか、そんな話を聞くだけでワクワクする。

本当の成功者の話は説教や自慢じゃない。素直に話を聞く度量があるなら、飲みにケーションを断る術はないのだ。飲み会でのエチケットや大人の会話を学ぶ場でもあるから、同席者に合うカラオケ曲を2-3曲用意して、酒に飲まれて自分を失わないよう、是非とも最後まで飲みにケーションを楽しもう！

な〜んて、もしかしたら、ただの飲み助の戯言かもね。