『聴覚障害』中国での呼称 Wikipediaより

Google翻訳で左の単語を翻訳すると右の結果になる

聽損:難聴
聽力:聴覚
失聽:難聴
聽覺障礙:聴覚障害
聽力受損:難聴
失聰:聴覚障害
重聽:難聴の
耳聾:難聴
手語:手話
聾:ろう、ろう者

以下、中国版Wikipedia【聴力減退】の内容 (一部からピックアップ)

听力减退(hearing loss)あるいは『聽力缺損』『聽力損失』、略称で『失聽』という。『聽覺障礙』のひとつ。

(『听力减退』とは、聽力の“減損”または“退化”を意味する。)

聽覺の一部あるいは完全な喪失は耳聾(deafness)または失聰という。これは完全な失聴か残存聴力がほとんどないことを指す。

聽力減退は両耳あるいは片耳に発生する可能性がある。一時的なものまたは永続的である可能性がある。
子供の聴覚障害(原:聽力問題)は言語障害に影響をもたらす可能性があり、社会に出た後の仕事に支障をきたす可能性がある。
一部の人や特に高齢者の人々において、孤独感につながる可能性がある。

聾人(※原語ママ)コミュニティ以外では、『聾』(※原語ママ)という用語は通常は完全な聴覚障害として解釈され、部分的な聴覚障害は聽障または弱聽呼ばれます。これらは、医学用語(原語:病理学用語)です。

政治的な妥当性(Political correctness)により、人々は『聾』の代わりに『聽障』のような言葉を使い始めました。これは『聾』の婉曲表現です。
ろう文化に共感する外国人の中には、独自の文化言語を持ったマイノリティだと思ったり、『聽障』などの言葉にうんざりしたり、侮辱されたりする人もいます。
しかし、中国では、『聽障』などの言葉は依然としてろうコミュニティによって広く受け入れられています。

Wikipediaを読んだ上での適切な呼称
左:日本語
右:該当する呼称

ろう→ 聾、耳聾
ろうあ→ 聾啞
難聴→ 弱聽、重聽 (※輕聽は存在しない模様)
聴覚障害→聽力障礙(聽障)、聽力損失(聽損)、聽力受損
聴力の低下や喪失→失聽

※「〜者」については『〜人』『〜者』どちらも使われるが前者の方がよく見かける
※「重聽」は文脈によっては「もう一度聞く」の意味もある
※「耳聾」は「大音量で聴きすぎて耳がバカになった」といったニュアンスもある

程度の級別↓
輕度、中度、重度、全聾

結論

政治的な妥当性(Political correctness)により、『聽障』が最も公的な適切な表現とされている。
ちなみに、デフリンピックは『聽障奧林匹克運動會』であり『聽障』が使われている。

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