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「現場で学ぼう!看護師のための多職種連携攻略本」を読んで

 2021年5月2日に株式会社CBR様より「現場で学ぼう!看護師のための多職種連携攻略本」が発売になります。この本は私も所属している多職種連携団体メディッコで出した本。いわゆる「メディッコ本」の記念すべき第一作目となります!!
 私とメディッコの繋がりはおもしろいものがあり、私が「メディッコに入りたい!!」とずっと言っていたので、仕方なく入れてくれたような感じで(笑)代表の喜多さん、しらいしゆみかさんなど、私がもともと存じ上げていた方々と一緒に活動できている今、このタイミングで本の発売となりました。

 早速ですが、今はまだみなさんの手元にはないと思うんです。私は一部(本当に一部)を執筆させていただいたので、発売前に手に入れることができましたので、紹介したいと思います。

○この本を読んでわかること

 この本の見所は、「隣の人はなにする人ぞ」がわかる!!病棟等で一緒に働いている看護師以外のスタッフ、作業療法士や理学療法士、言語聴覚士や臨床工学技士がどんな仕事してるかが本当によくわかります!特にその人達が自己紹介をしているので、その職種を深く知ることができます。作業療法士と理学療法士の違いってはっきり言えますか?理学療法士の言われたくない言葉とかってわかりますか?この本にははっきり書かれています。こんな本、今までになかったですね。
 
 あとはこの本に書かれている各種委員会活動。これはすごいですよ。何がすごいって、退院支援会議とか医療安全委員会という、新人の時は全く想像ができなかった委員会が紹介されてます。これ、異動や役割分担の変更で委員会活動を任された時は読んでおくととても理解できると思います。この本のとっても特徴的な部分だと思います(この部分の一部を執筆してます)。
 
 後半は術後の患者さんの対応について。新人看護師と中堅看護師が課題に悩んでいるところにそれぞれの専門分野の職種が、それぞれの分野から必要なことを適切にアドバイスしています。よく急性期病院で起きる事例が書いてありますので、ぜひとも読んでいただきたいです。

○全体監修は中山祐次郎先生!!

 また全体の監修が「泣くな研修医」の著者としておなじみの中山祐次郎先生。お仕事の非常に忙しい中、監修をしていただきました。また医師の紹介にも参加をしていただきました。個人的にも大変ファンな中山先生に監修をしていただけたことも、非常にうれしく思います。

 いままでにない、多職種とはなにかから実際に多職種が関わる場面まで書かれているこの本。全世代の看護師、ならびに医療従事者に本当におすすめです。2021年5月2日発売。ぜひ!!

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