無職日記⑤夜の部
2020年9月23日水曜日
無職生活五日め。
近所のハンバーグレストランで昼食を食べ、小説を一冊読む。
窓の外を見ると、すこしまえ降り出していた雨が本降りになっている。
アプリのクーポンと、貯まったポイントカードで10%引きになって1000円ちょっと。1000円切るかなと思ったが、そこまでは安くならなかった。
傘を差しサンダルで帰宅。15時すこしまえ。
玄関で「ただいま」と云えば、スマートスピーカーが「おかえりなさい」と応えたあと、TBSラジオを流してくれる。
「たまむすび」を聞き、メールを出すがあいかわらず採用されず。
月イチレギュラーの春風亭一之輔師匠のトークを聞きながら入浴。
落語のマクラ風味を話すというコーナーなのだが流石のクオリティ。そのまま新作落語になりそうなエピソードだった。
税率が上がるまえに注文しておいた金麦ゴールデンラガーが届く。
そしてDJ松永が担当する「ACTION」水曜日の最終回。
この番組で唯一、公式にハガキを募集していたのが水曜日。
ないときもあったが、基本的にはオープニングでハガキが紹介される。
なかなか聞けなかったこともあるが、10通くらいは出しただろうか。
最終回に合わせて今週も送ったが、結局最後まで採用されなかった。
これまでずっとリアルタイムで聞けなかったので、メールも送ったが、やはり採用はされなかった。
今日のハイライトは、やはり豪華なゲスト。
まずはかつて番組内で聴きながらDJ松永が号泣したライムスター「K.U.F.U.」に乗って宇多丸氏登場。
最後は真面目な話をするということで、「『ACTION』を始めてDJ松永が変わったか」というテーマで、わりと宇多丸氏が語るということで始まる。
宇多丸氏がTBSラジオ以前に出演していたFMの番組や、「ウィークエンドシャッフル」開始直後の試行錯誤など貴重な話も聞けた。とくに映画評の生まれたきっかけ、現在のスタイルになる経緯は鳥肌モノだった。
さらに最終回ということで、ゲストがもうひとり。乃木坂46の齋藤飛鳥が登場。果たして話が噛み合うのかと思ったが、齋藤飛鳥が自宅にターンテーブルを所有しているということで、わりと会話がスゥイング。
後半は映画『映像研に手を出すな』の宣伝だったが、あらかじめ松永が作品を観ていただけあって、結構話が盛り上がっていて良い雰囲気だった。
早速、それらの模様をメールに書いて「アフター6ジャンクション」を聞く。
オープニングで「松永に話し忘れたことがある」と、宇多丸さんがDJ松永をスタジオに呼び込んで延長トーク。
これが興味深く、資料的価値のある「日本のヒップホップ世代論」を展開。
リアルタイムで聞きながら、手書きでメモをしたが書き起こしは保存版。
そのあとは、これまた「ACTION」に続いて乃木坂46から4期生メンバーふたりが登場して、MUSIC CLIP集を細かく紹介。
メールを出してみたものの、ロクに乃木坂を知らないので採用されるわけもなく。
この日の白眉は20時台の「月刊しまおまほアワー しまおまほのはっけよい世田谷散歩~豪徳寺編~」。これは世田谷区内でシリーズ化して欲しい。
ハイボールを飲みながら月見そばを食べ、お蒲団に横になり眠ってしまう。
目が覚めると、午前1時半過ぎ。スマートスピーカーに呼び掛け、「漫才サミット(中川家✕サンドウィッチマン✕ナイツ)のオールナイトニッポン」を聞く。
また明日、オープニングから聞き直そうと思い、歯を磨き、睡眠導入剤を服み、タイマーをセットし、午前1時44分に消灯。
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