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【北海道1人旅】ぽんぽこ聖地巡礼


はじめに

VTuberのぽんぽこさんが巡った北海道のスポットをめぐる旅に行ってきました。北海道には何度か行きましたが、どれもプライベートではなかったので、行きたいところを思う存分に回るのは初めてでした。暑い夏の途中で涼しい思いをしたいのと、雪道を運転するのがやや不安だったので、ギリ夏の間に行くことにしました。スポットの参考にしたのは、主に2019年の動画「【弾丸旅行】ぽんぽこが1人で北海道に行ったら大変すぎた。」と、2021年の動画「【弾丸】北海道で絶品食べまくり旅が幸せすぎて疲れぶっとびました。」です。おおまかな旅程としては、二泊三日で札幌→富良野・美瑛→帯広と巡りました。移動記録をマップに示します(アカウント名を非表示にできなくなってる…)。ぽんぽこちゃんねるの動画に出てきたスポットの見出しには🍃マークを付けておきます。

DAY1

車を使わずに札幌市内を巡った日です。新千歳空港から出発。

サッポロビール園🍃

電車に乗って苗穂駅で降り、歩いてサッポロビール園に行き、屋外のテラス席でジンギスカンをいただきました。選んだのはラムジンギスカン・焼き野菜セット。クセがなくてどんどん食べれる。いつか食べ放題もしたい。

サッポロビール園の煙突。レンガ造りなのがエモ

回転寿司 トリトン🍃

敷地の北にあるレンタサイクルのポロクルを使ってトリトン北8条光星店まで向かいました。午後4時過ぎぐらいに到着して20組待ち。この時点で結構驚いたのですが、1時間以上待つかなと思ったので片道15分ぐらいで行ける別の店舗(トリトン豊平店。動画に出てきた店舗はおそらくこちら)にも行ってみたところ、そちらはなんと2時間半待ちでした。素直に戻ることにしました。待ち時間の間ずっと自転車こぎっぱなしという…。戻る途中で席の呼び出しがかかりました。結局10組ぐらいすっ飛ばして45分待ちでカウンター席に座れました(ソロの数少ない強み)。ローカルチェーン店の待ち時間としては静岡のさわやか並みに面食らいました。肝心のお寿司はというと、ネタが厚いし長い!シャリを覆い尽くして端がお皿につくほど長い。そして美味しい。特にやっぱりウニは全然違う。北海道でウニを食べる前はウニがそんなに好きではなかったけど、もう北海道に来たらウニ食べないと気が済まなくなってる。最後のはいももちです。

湯のみ。イルカ?

狸小路商店街🍃

ここまでデカいバックパックを背負ったままだったので、身軽になって商店街を散策するために、一旦ホテルにチェックイン。ポロクルで狸小路商店街1まで移動。早速たぬきのキャラクターがお出迎え。2023年で150周年らしい。少し歩くと本陣狸大明神社がありました。信楽焼きのたぬきとは風貌がだいぶ違う。触るところによってご利益が違うらしく、私は運を求めて杖を擦りました。おみくじは第一番の大吉!ラッキーナンバーは2。商店街を歩いて行くと、信楽焼のたぬきがお店の前にあるのを何体か見かけました。たまたまジブリの映画「平成狸合戦ぽんぽこ」の上映会が空き地で行われてました。おしゃれなホテルとかレトロ感のあるお店がたくさんあって深掘り甲斐のある場所だなと思いました。

ぽんぽこさんの変化前と同じで目のクマが繋がっている。さてはアライグマだな?

らーめん 空🍃

札幌に来たら味噌ラーメンを食べたい。お前は俺が初めてすみれを食べた時の衝撃を超えられるのか?挑戦的な眼差しを向ける先は「らーめん 空(そら)」。ぽんぽこさんが2023上半期で買ってよかったもの美味しかった編で挙げていたお店です。午後8時前に着いて待つこと20分で着席。ほどなくして味噌ラーメン(バター追加)がやってきました。見た目は間違いなく私が好きそうな系統の味噌ラーメンです(純すみ系というらしい)。数年前に食べた、記憶の中のすみれと戦わせて接戦でした。すみれよりも甘さ抑えめでやや醤油味に寄せた感じ。食べ比べてみたい。

味噌ラーメンとバター

カフェノイモンド🍃

DAY1の食べ歩きの締めは、夜遅くまでやっているカフェノイモンド。15分待ちぐらいで着席。迷った末にいちごパフェを選択。まずアイスがめちゃくちゃ美味しい。ミルクはさっぱりしつつコクがある。矛盾してる?いちごアイスもフルーティーで良かった。パフェの一番下には白玉が2個入ってて白玉好きとしては嬉しかった。コーンフレークも硬すぎず口の中を傷つけないのが良かった。

いちごパフェ

例のあの場所🍃

DAY1のスポット巡りの締めは某企画でぽんぽこさんが訪れた地点。ピンと来なかった方は過去動画を見てのお楽しみ。狸小路商店街から自転車を十数分飛ばしてたどり着きました。動画で見るのと実際に行くのとでは雰囲気や印象が全然違う。パペターを忘れたのが悔やまれる!

あの場所
跡地は工事中

JRイン札幌駅南口

周辺の宿が高騰して困っていた中でなんとか押さえたのがJRイン札幌駅南口でした。利便性を考えると狸小路商店街のドーミーインなども気になりましたが、ポロクルのポートがそこら中にあって移動には困らないし、綺麗そうだったのでここに決めました。大浴場が嬉しかったのと、ベッドの寝心地が良かったので満足。なお、サウナはありません。大浴場では早速ラッキーナンバーを活用する機会があり、2番のロッカーを選びました。

DAY2

札幌で朝ご飯を食べて富良野・美瑛に行った日です。

食事処 ながもり

朝チェックアウトする前にポロクルで二条市場へ。元々は動画で紹介されていた「魚屋の台所」に行こうかと思ってましたが、ぽこピー展の狸豆新聞(vol.11 北海道)でおすすめされていた「食事処 ながもり」に行くことに。30分ほど並んでようやく入店。ウニいくら丼を頼みました。並んでる時に別のお店のメニュー表で勘違いしてしまって勝手にカニ汁がついてくると思い込んでいたら普通の味噌汁がきました(本当は350円で味噌汁をカニ汁に変更できる)。無念。ウニがダンチでうまい。市場には真っ赤なカニがずらりと並んでてテンション上がる。

ぽこピー展の狸豆新聞
ながもり外観。めちゃ並んでた
ウニいくら丼。カニ汁リベンジしたい

くまげら🍃

創成川沿いを散歩しながらホテルに戻ってチェックアウトし、レンタカーを借りて富良野へ。所要時間は2時間半くらい。12時前にくまげらに到着して10分ほど待って着席。和牛ローストビーフ丼を頼みました。わずかに炙ってある、ほぼ生の牛肉は新鮮な魚の刺身のよう。お店の外にはそこそこ粒の大きなぶどう?の実がなっていたのも印象的でした。

くまげら外観。すぐ入れた

ニングルテラス🍃

車を十数分ほど走らせてニングルテラスへ。日差しが強かったのですが、背の高い木々の間を縫うように道が張り巡らされていて、木々の香りも気持ちいいし、涼しくて居心地が良かったです。コーヒーショップが営業してなかったのが残念。ショップが点在していて、「小鳥たちの家」では羊毛フェルトでできたシマエナガのマグネットを、「森のろうそく屋」では小人の顔が彫られた切り株のろうそくを、「風の家」では木でできた風車と組み立て式の飛行機(なんと紙飛行機のように飛ばせる!)を買いました。特に風の家では店主の方が木の素材について詳しく話してくれて、飛行機は1000回飛ばしても壊れないという話を聞いて面白そうだったので買いました。年内には作るぞ。ろうそくと風車はぽこピー展でも展示されていたので、合わせて載せておきます。ろうそくいい匂い。動画ではろうそくに触れられておらず、配信アーカイブ「【裏話】実はいろいろありました…。~北海道と宮城のお土産を添えて~」で触れられています(リンクは該当箇所から再生されます)。

北星山展望台🍃

車を走らせること20分ほどで北星山展望台へ。動画では車で展望台に近づき過ぎると行き止まりになるようだったので、中富良野森林公園の駐車場に止めてそこから5分ほど歩きました。展望台に着くまでの道ではアブか何かの羽音の大きな虫に付けまわされました。北星山森林公園管理棟のちょっと先に駐車場があったのでそこに止めても良かったなと思います。展望台からは整然とした農地が見渡せて綺麗でした。近所にこういう場所が欲しい。

深山峠アートパーク🍃

車で15分ほどで深山峠アートパークに行きました。折れてしまわないか心配になるほどシンプルな形状の観覧車に乗り、周りを見渡すと緩やかにうねる美瑛の丘が見渡せました。どこを見ても綺麗。ハスカップのアイスを食べました。

ハスカップのジェラート。ブルーベリーに似てるけど少し酸味が強め。

四季彩の丘

車で10分ほどで四季彩の丘へ。美瑛でもう少しどこかに寄りたいと思って調べておいた場所です。バギーに乗ったり花を眺めたりしました。お気に入りはケイトウという色鮮やかでもふもふした植物。ひまわりが太陽に背を向けていたのがひまわりのイメージと違うなと思いました。調べてみたら、ひまわりが太陽を追いかけるのは開花前で、花が開くと茎が固まって東の方を向いたまま固定されてしまい、日が沈む頃には太陽に背を向ける格好になるということでした。強めに課金するとヘリコプターから眺めることもできるらしい。

四季彩の丘の花壇。超きれい

ホテルパークヒルズ

車で30分ほどで2日目の宿にしたホテルパークヒルズに行きチェックインしました。私がこの宿を選んだ理由は3つ。1つ目は翌日の朝早くから青い池を見るため。2つ目はベッドがあること。3つ目はサウナがあること。サウナはサウナイキタイによれば80℃後半で実際そこまで暑くなかったけれど、ストーブの近くに座ると結構追い込めました。露天で木々の香りの中でゆっくりできたのが良かった。夕飯はビュッフェ形式で、意外にもシンプルに焼いた野菜が一番美味しかった。体が野菜を求めていたのかもしれない。ソフトクリームを出すのが下手すぎて予定の2倍ぐらい盛ってしまい絶望しましたが、コーヒーゼリーと組み合わせると意外と食べきれました。ジャガイモのプリンという物珍しいものがあり、舌触りはジャガイモだけど味はミルク系で不思議な感じでした。
部屋について少しだけ戸惑ったのは、空調の設定が弱・中・強のボタン3つしかなく、冷房・暖房の切り替えが中央管理だったことです。夜になると少し肌寒かったので、冷房となっているであろう空調を切って、浴衣の上から半纏を羽織ったらなんとかなりました。ホテル予約サイトの口コミの返信の中に、設備更新を予定しているとあったので、今後に期待です。

DAY3

美瑛の映えスポットを巡ってから帯広に行った日です。

白髭の滝🍃

朝チェックアウトする前に歩いて白髭の滝が見える橋へ。高知や岐阜でも青い川を見ましたが、ここも着色したんかっていうぐらい青かった。エキノコックス等がなければ直に飲んでみたい。ここの水が青いのは温泉の成分によるものらしい。

ブルーハワイかソーダの味するでしょ

十勝岳望岳台

チェックアウトして車で7分ほどで十勝岳望岳台へ。山がよく見えました。ここから十勝岳を登るルートもあるみたいで、登山装備の人が山に向かって歩いてたりして、防災シェルターの中には登山者名簿がありました。山も麓も遠くまで見渡せて清々しかった。寒いかもと思って秋冬用のズボンを履いていましたが、全然暑かったので薄手のものに履き替えました。

白金青い池🍃

車で15分ほどで白金青い池へ。ここも本当に青くて、水面に空が反射して綺麗でした。結構長い間眺めてた。

美瑛のフォトスポット巡り🍃

一通り巡った後は帯広に向かう予定だったので、南下するように、「マイルドセブンの丘(新しい方)」→「マイルドセブンの丘(古い方)」→「赤い屋根の見える丘」→「クリスマスツリーの木」→「ジェットコースターの路」、と巡りました。車は基本的に路肩に止めることになると思ってたので、少しでも混雑を避けられるよう平日午前に回ることにしましたが、各スポットには先客がいるか、あるいは自分がその場を離れる時には他の人が来る、という感じでした。土日も似たようなものなのかどうなのか?どのスポットも近くに車を寄せるスペースがあり、安心して車を止めておけました。どの景色も綺麗なのは、背景になってる丘が耕されて手入れされてるからなんだな~って思いました。100均のスマホホルダーを使って、ジェットコースターの路を進む動画を撮ってみました。動画で見るのと自分で運転するのとでは結構違うかも。面白かった。

豚丼のかしわ🍃

ジェットコースターの路を通り抜けてそのまま2時間強かけて帯広へ。30分ほど待って入店。豚がプリップリ!豚革命。タレが甘辛くて、置いてあった山椒と相性抜群でした。

豚丼のかしわ外観。ラストオーダー後に店を出て撮ったのでのれんがない
豚丼

おびひろ動物園🍃

食後は十勝牧場展望台に行こうと思っていたのですが、時間が押していたので断念。やむなしやむなし~。その次に行こうと思っていたおびひろ動物園へ。30分ほどで到着。2023年で60周年とのこと。正門駐車場から正門へと続く道には、動物の足跡が道路に描かれています。お目当てのたぬきは、冬になるとぽっちゃりした体形になるみたいですが、まだシュッとしてました。フラミンゴの檻は中に入れることが驚きでした。片足立ちで頭を体に埋めて寝ているところに近づいて行ったら、みんなそわそわしだして、少しだけ申し訳ない気持ち。冒険家の植村直己さんの写真に惹かれました。極寒の地域に犬たちと本人だけがいる写真。世紀末感ある。久しぶりに動物園に行って癒され、動物に関する豆知識を仕入れることができました。

おびひろ動物園正門。閉園ギリギリに撮ったのでシャッターが閉まってる

クランベリー 弥生通り店🍃

お土産を買いに7分ほどかけてクランベリー 弥生通り店へ。お目当ては大きなスイートポテトでしたが、実物を見たら本当に大きくて消費しきれないと思ったのでやめておきました。切り分けられたスイートポテトを店内で食べられるのですが、あいにく在庫切れ。やむなくスイートポテトの生地を使ったパイをいただきました。お土産にチョコレートとクッキーを買いました。

クランベリー 弥生通り店の外観
ポテトパイ

トスカチーナ🍃

旅の締めにイタリア料理が食べれるトスカチーナへ。車で十数分。十勝のマッシュルーム「十勝マッシュ」を使ったボロネーゼとミニサイズの葡萄パフェのセットにしました。十勝マッシュはこの匂いだろうなとわかるぐらいよく香りました。葡萄パフェ本当に美味しかった…。とてもぶどう…。

トスカチーナ外観。1階はお菓子のお店で2階がレストラン
十勝マッシュのボロネーゼ
葡萄パフェ(ミニサイズ)

ちなみにトスカチーナに向かう道が初見では難しかったです。中央にあるメインの道の横にさらに道があって、途中で横の道に入ってから店に行くという仕組みでした。これをカーナビで見てもどういう状況なのか一瞬では理解できず、手前の大きな交差点で左折してしまい、住宅街の方から近づくことになりました。

片側二車線…ではない。どうしてこうなった

帰りは近くのガソスタに寄って、農地を突っ切る「新帯広空港線」を辿って帯広空港に着いて終了!

おわりに

今回の旅での学びは、排気量の大きな車だと長距離を運転しても全然疲れないということでした。インプレッサ良かった。DAY2には4時間、DAY3には5時間は運転しましたがずっと元気でした。
当日早く起きれたら1本速い飛行機で行きたいと思っていて、前日の夜に早く寝れそうだったので便を変更しようとしたら既に座席が埋まっていた、というやらかしもありました。ぽんぽこさんの朝配信のため最近は6:30には起きているのにチキっていた…。
旅程を組む時点でスポットを切ったり、お店が休業中だと判明したり、胃袋の都合でお店を絞らざるをえなかったり、カニ汁に変更しそこねたり、当日のスケジュールが押してスポットを切ったりと、いろいろありましたが、全体的に満足の行く旅ができました。特に2021年の動画のスポットはコンプできた!
次は一泊二日でふらっと行ったり、冬に行ったりしてみたい。

おまけ

写真詰め合わせ

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