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【熊本1人旅】阿蘇ロックフェスとピーナッツくん聖地巡礼


はじめに

熊本に行ってみたいと思っていました。湯らっくすに行きたい、阿蘇山の火口を見たい。どちらもVTuberであるピーナッツくんの影響です。そんな折、楽曲を気に入ってよく聴いている星街すいせいさん(こちらもVTuber)が野外フェスである「阿蘇ロックフェス」に出演するという情報を嗅ぎ付け、着ぐるみのないVTuberが野外フェスで演るステージとは?と気になり、これはチャンスだと思い行くことにしました。ピーナッツくんの聖地巡礼の参考にした動画は「うまい!整う!サウナ愛好家が行く九州2泊3日の1人旅が気持ち良すぎて満開笑顔になっちゃいました。【佐賀・熊本・大分】」と「【灼熱】プロ熱波師がいるサウナ『湯らっくす』に行ったら熱すぎて限界突破しました。」です。日程としては、1日目は熊本の西側を攻めてからサウナに行き、2日目はフェス参戦、3日目は阿蘇山を攻めました。移動記録をマップに示します。ピーナッツくんの動画に出てきたスポットの見出しには🥜マークを付けておきます。

DAY1

絶景を求めて西へと車を走らせ、夜には有名なサウナに行った日です。熊本空港でレンタカーを借りて出発。

黒亭(こくてい)🥜

熊本ラーメンの黒亭に行きました。車で50分弱。スープは豚骨ベースで、焦がしにんにく油に特徴があるらしい。玉子入りラーメンがおすすめされていて、生卵を推してるようだったので生卵にしました。苦手な人はゆで卵にもできます。うどんやそばに生卵をつけたことはあるけど、ラーメンでは初めてかも。

玉子入りラーメン

長部田海床路(ながべたかいしょうろ)

潮が引いている時にだけ現れる道、長部田海床路を見に行きました。黒亭から車で40分ほど。干潮の前後2時間に道が現れ、この日は午後1時~5時でした。ちょうど干潮のときに到着しました。干潟が信じられないくらい広かった。海に沈んだところも見たかったな。

御輿来海岸(おこしきかいがん)

さらに車で20分ほどかけて御輿来海岸の展望所へ。干潟にできた独特の縞模様を一望できました。展望所までの道は狭いので対向車が来ないかハラハラでした。

高舞登山(たかぶとやま)

さらに車で1時間ほどかけて小さな山、高舞登山へ。道中の写真がありませんが、島に架かった橋を次々に渡っていくのが気持ちよかった。山頂付近の駐車場までの道は狭いのですが、運よく他の車とすれ違わずに到達。駐車場から階段を上ると展望台があり、周辺の島々を一望できました。小さな森が海にたくさん浮かんでるような風景が面白い。どの島もある程度人の手が加えられていて、白いドームみたいなものはグランピング用のテントにも見えます。昔は1つ1つの島に住んでる人たちがいて船で往来していたのだろうか、などと想像すると興味深い場所でした。

帰りはちょうど日が沈んで夕焼け時でした。車を停めるのにちょうどいい場所を見つけられず、夕焼けを取るタイミングが遅れてしまいました。綺麗な夜明けでした。夕焼けリベンジしたい。

滑り込みで撮った夕焼け@ファミマ駐車場

湯らっくす🥜

市街地へ戻り、サウナー西の聖地、湯らっくすに行きました。

どぅわあああ!

サウナ利用だけなら土日でも1000円、レストラン利用を含む休憩スペースの利用を追加しても2000円を切る価格設定が嬉しい。受付を済ませ、館内着に着替えてサウ具を持って浴場へ。脱衣所のロッカーは小さめで鍵はなく、付箋に名前を書いて扉に貼り付けてました。入場してすぐに、アウフグースを始めるという案内があったので、急いで洗体を済ませてサ室へ。定員ほぼラストで入って最前列に着席。アウフギーサーの方が入ってきて軽く挨拶をしたのち、モバイルスピーカーでBGMをかけて、舞いながらタオルを振り回して、熱波を浴びせてきました。舞い踊る様子は見応えがあります。アウフギーサーの方はしばらく休んでいて復帰した方だったらしく、復帰を喜びながら「気持ちいい~」と叫んだり、それに「ありがとう」と声をかけるお客さんがいたりして盛り上がってて楽しかった。8分ぐらいで終了した後さらに2分ぐらい耐えて水風呂へ。頭まで浸かる深さの水風呂に入り、MADMAXボタンを押す!頭に降ってくる水で気持ちいい。天気が良かったので外気に当たれる露天の整いスペースへ。よくある白いプラスチック椅子で整いました。サ室は3種類。アウスグースが開催されるオーソドックスなサウナと、湿度高めで塩を塗り放題のサウナと、セルフロウリュできるサウナ。一通り堪能した後は、レストランへ。頼んだのはオロポと元祖麻婆豆腐定食。麻婆豆腐定食は元祖と本家があり、本家の方が辛いらしくて迷いましたが、初回ということで元祖にしておきました。が、しっかり辛かった(嬉しい)。もっと滞在したかった。ドミトリーは苦手なのですが、宿泊用に個室が追加される予定なので、今度来る時は泊まりたい!

松屋別館

湯らっくすから少し車を走らせて松屋別館というところに泊まりました。選んだ理由は、新しそうな施設でサウナにこだわってそうだったからです。翌朝、朝ウナに入りました。ガラス張りのサウナで開放感がある。水風呂はセルフで氷を追加でき、スコップ10杯分投下したらめちゃくちゃ冷えてよかった。整いスペースは横になれるタイプの椅子でよきでした。

DAY2

阿蘇ロックフェスに参加した日です。

ASO ROCK FESTIVAL FIRE 2023

松屋別館から南阿蘇へ1時間ほど車を走らせ、会場の駐車場の1つである久木野グラウンドへ。駐車場からフェス会場まで歩いて15~20分ぐらいとまあまあ距離がありました(事前に説明があった通りだった)。ちなみに循環バスが走っていましたが、循環バスを使っても15分ぐらい。フェス会場に近い駐車場が取れなかった場合は、途中で抜けて車に荷物を取りにいったりどこかに行ったりはしづらいです。ちなみに、この日の宿はチェックインが午後4時~6時だったので途中で抜けてチェックインして戻ってきました。

駐車場の案内

標高が高いせいもあって風はひんやりと気持ちいい一方、日差しは強くて暑かった。会場のサンシェードをレンタルしましたが、日陰性能があまり良くなく、自分で持ち込むかその辺の木陰に入った方が良かったかも。フードコートに大きな集会用テントとテーブルと椅子が大量にあったのは良かった。ステージ前が斜面になっているし、日差しが観客の背の方にくるのでステージが見やすかった。会場は所々で電波が悪く、物販の引き換えのQRコードを表示するのに時間がかかったり、お店の決済端末が繋がらず現金頼りになったりしてました。スナップとフェス飯を載せておきます。周りを山に囲まれていて平地も見渡せる景観のいい場所でした。たこ焼きの生地はしっかり固まる系で独特でした。

ステージの話をすると、BLUE ENCOUNTで鉄オルとヒロアカのOP聴けたのエモだった。天月さんで小さな恋のうた、サマータイムレコード、ホシアイ聴けたの良かった。ステージに大きなディスプレイがあったので、お目当ての星街すいせいさんはそれを使って登場するのかなと思ったら、巨大ディスプレイを搬入しだして、そうきたかって感じでした。ライブでセトリ次何来るんだろうってそわそわするのいい…。

真ん中の下の黒い物体が搬入されたディスプレイ

なお、現地ファンの様子を見てリストバンドにアクキーを付ける技を習得しました。

ジクウ舎

会場から車で十数分のところにあるジクウ舎というところに泊まりました。部屋が別々の棟になってるタイプで使いやすかったです。浴衣は別料金(200円)だったのでチェックインしたときにレンタルしました。フェス会場は山の斜面にありますが、ジクウ舎もまた反対側の山(阿蘇山)の斜面にあり、見通しが良いせいか、チェックインで訪れた時にフェス会場の音が聞こえてきてました。夜お風呂に入ろうとしたら浴槽に大きなゲジゲジがいてびっくりしました。触覚や足を含めるとスマホぐらいの大きさ。浴槽がつるつるして登れなくなっていたっぽい。悪い虫ではないので風呂桶で足場を作ってあげて窓から逃がしました。

DAY3

阿蘇山の火口に行った日です。

起きて外に出るとジクウ舎の庭は霧に包まれていました。文字通り雲行きが怪しい状況。20分ほど車を走らせて阿蘇山上広場に到着。霧のため全面規制になっていて入れませんでした。仕方がないので先に草千里ヶ浜に行くことに。

草千里ヶ浜🥜

阿蘇山上広場から少し進んだ先に草千里ヶ浜があります。有料駐車場(500円/日)に車を止めたら草千里珈琲焙煎所でコーヒーとカヌレをゲット。そのまま広場を散歩しました。

散歩してるうちにどんどん晴れてきてよかった!そして見晴らしがとてもいい。

ずぎゃーーーん!

お昼になったのでdouceNucca(ドゥース ヌッカ)で昼食を取りました。

阿蘇中岳火口🥜

阿蘇山火口にリベンジ。今度は規制がなくなっていて、有料道路を通って車で火口付近まで行けました。安全レベルは緑。道を進んですぐに見えてくるドーム上のものはシェルターで、噴火した時に飛んでくる岩から身を守るためのものらしい。火口は煮えたぎるものは見えませんでした。煙が出続けてました。

ぐおおおおん!

火口自体も大きいし山がえぐれて地層が見えてるところもスケールが大きかった。30年ぶりに訪れたという老夫婦らしき方々の話が耳に入ってきて、昔は火口の底も見えたらしい。歩道の柵の位置が変わっているらしくて、確かに昔柵があったんだろうなという場所に杭の残骸があったりしました。ゆっくりとだけど確実に姿を変えている。

帰りは、行きでは霧に包まれてよく見えなかった展望所に立ち寄りながら山を下り、道の駅に寄り道したりしながら空港まで行き、いきなり団子を買って終了!

おわりに

なんとなくニッポンレンタカーを使いましたが受付が異様に混んでて、他はそうでもなかったので、敢えて別のところで借りても良かったなと思いました。
飛行機の到着が30分遅れたり、阿蘇山火口が進入規制されたりしましたが、優先度の高いところ、特に阿蘇山火口に行けるかどうかは運でしたが行けてよかった!

おまけ

写真詰め合わせ





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