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最近観賞したもの

舞台「ジャンヌ・ダルク」
@東京建物Brillia Hall(池袋)
主演・清原果耶、小関裕太

舞台は、舞台好きの友人に誘われて何度か訪れたことはあったが、
この劇を見て「『ミュージカル』ではなく、純粋な『舞台』って
まだ数回しか観たことなかったかもしれない」と思いました。

だいぶしっかりとした「洋風の時代劇」でした。
兵隊役が大勢、客席後ろのドアから入ってきて舞台へ駆け込んでいき、
舞台上で斬り合いを行う、迫力がありました。
主演のジャンヌも後ろから入ってきて同じ集団に加わっていた時がありましたね。
そういった集団が出てくることが多く、舞台を広く
よく使っているな~と思いました。
ジャンヌ、兵隊、王様、王妃など、お召し物も豪華衣装でした。

世界史にだいぶ弱い私でも、
背景に地図を映す演出などがあってとてもわかりやすかったです。
あまりにもともとを知らないため、事前に軽く
Youtubeで「5分でわかるジャンヌダルク」は見たのですが
見なくてもいけたかもしれません。

台詞一つ一つもしっかりと聴こえてきて、胸に刻まれました。
主演の果耶ちゃんは、初舞台とは思えないくらい堂々としていましたね。
勇敢に立ち向かう美しいジャンヌ、はまり役でした。
いつもは優しい役、そしてほんわかしている小関くんも、
感情的に怒るシーンがあり、意外でした。これからもそのような役を見てみたいです。
まぁネタバレというか有名な歴史なのでバッドエンドは仕方ないですが、
「それでも、ジャンヌは正しかった」
それをはっきりと伝えてくれるラストシーンだったと思います。
とても良かったです!


翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~
@イオンシネマ板橋(東武東上線 東武練馬駅前)

始終ずっと笑っていました。
前のお客さん(60代の女性?)がずっと、めちゃくちゃ笑ってましたね。
最近笑えることがまぁ少ないので、とても良い日になりました。
終わった後は友人と池袋で飲みに行き、映画の話を結構しました。

それにしても、だいぶ内容の無いことを表現するために、
こんなに細かいネタを脚本にも演出にも
ふんだんに盛り込んでくるマインドが素晴らしいですね。
くだらなすぎるのに、
伏線回収具合が素晴らしく、「そこもちゃんとそれだったんだ」
と思うことが多かったです。

それにしても俳優さんたちは
よくこのようなことで本気で泣く演技ができるなぁ・・・と
俳優ってすごいなと心から尊敬できました(笑)。


ゴジラ -1.0

昨日見てきました。
朝ドラ「らんまん」の主演の神木隆之介、浜辺美波が
再びコンビ主演、
三丁目の夕日の方が監督ということは知っていて、
それ以外は全く情報を入れずに、見てきましたが、
意外な時代が舞台で驚いたのが第一印象。

見ている時に思ったのが
「子どもの頃に、ゴジラの映画って全然見たことないんだよな・・・
ジブリとディズニーばかり見てたけど、
男子はよくゴジラとかキングギドラがどうこうって言ってたな。
シン・ゴジラは見たが、あれは大人になってからだし。
子どもの頃にゴジラを見ていたら純粋にどう思ったのだろう」
ということでした。

最近、クマやキョンなどが街に突然現れたとニュースで言ってますが
ゴジラほど体が大きくなくったって怖いって言いますからね。
ゴジラが街に出たところで、
それまで自分が積み重ねてきたものなんて、おそらくすべてなくなってしまうんです。
それだったら、普段から周りの人を大切にしようよとみんなにわかってほしいと思ったりもしたのでした。


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