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尾崎紀世彦「風のグラフィティー」

少し間が空いてしまいましたが、「歌謡曲 meets シティ・ポップ」な音楽、第3弾。

こちら「風のグラフィティー」は、「ルパン3世」で有名な大野雄二さんがプロデュースした、尾崎紀世彦さんのアルバムです。
ジャケットはススキの野原のようなところで、ジーンズに茶色のジャケットという、カウボーイ風とも何とも、正直パッとしない印象ですが、アルバムの中身はめっちゃカッコいいです。

A-1. 風のグラフィティー (作詞:山川啓介/作・編曲:大野雄二)
A-2. Lonely Again (作詞:山川啓介/作・編曲:大野雄二)
A-3. お嬢さんお手やわらかに (作詞:山川啓介/作・編曲:大野雄二)
A-4. Only Yesterday (作詞:武田全弘/作・編曲:大森敏之)
A-5. 子猫と酔いどれ (作詞:山川啓介/作・編曲:大野雄二)
B-1. 季節風 (作詞:山川啓介/作・編曲:大野雄二)
B-2. ニューヨーク・バラード (作詞:武田全弘/作・編曲:大森敏之)
B-3. OK (作詞:武田全弘/作・編曲:大森敏之)
B-4. 遥かなる孤独(作詞:武田全弘/作・編曲:大森敏之)
B-5. My Better Life (作詞:山川啓介/作・編曲:大野雄二)

上記のようにすべての曲が大野雄二さんの作・編曲という訳ではありませんが、全体的に統一感がある仕上がりになっています。

ただ、いかんせんこのアルバム、Spotifyにもなければ、YouTubeにも正規では上がっておらず、なかなか聴くにあたってハードルが高いアルバムではあります…
YouTubeで非正規でupしているものは、音質もイマイチでかえって魅力が伝わりにくいかもしれません…

この10曲の中でも特にキャッチーといえる「A-3. お嬢さんお手やわらかに」はコンピレーションに選ばれているために唯一、SpotifyやYouTubeで正規で聴ける曲となっています。

確かにキャッチーでカッコよく、コンピレーションに選ばれるのは分かるんですが、この他の渋いバラードがまたカッコいいんです!
個人的に好きなのは、「A-1. 風のグラフィティー」、「A-2. Lonely Again」、「A-4. Only Yesterday」、「B-1. 季節風」。

レコードでは人気盤で中古レコードで高値がついてますが、中古CDではリーズナブルな価格で入手可能です。
メルカリやヤフオクにも出品されてはいましたが、参考までにAmazonを。

ちなみに、大野雄二さんは色々なアルバムを手掛けられていますが、この「風のグラフィティー」のような渋く、そして色気のある曲としては、これまた人気アルバム「大追跡のサントラ」に入っている「黄昏は男の香り」でしょう!
曲のタイトルからして色気がヤバいですね!

「風のグラフィティー」はこんな香りのアルバムです…

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