ラジオ・フォルモサ

カッコいいラテン音楽、ジャマイカ音楽、ソウル・ミュージックについて、おススメをご紹介す…

ラジオ・フォルモサ

カッコいいラテン音楽、ジャマイカ音楽、ソウル・ミュージックについて、おススメをご紹介する記事を書いています!

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おススメ音楽の記事まとめ

今までに書いてきた、ジャマイカ音楽、ニューオーリンズ音楽、ラテン音楽、ソウル・ミュージック、ブラジル音楽などのおススメ音楽をご紹介してきた記事のまとめを作ってみました。 おススメしている音楽の傾向としましては、トロピカルにしてジャズの空気感が漂っている音楽が多いような気もします。 言葉で書くとなんのこっちゃという感じですが(笑)。 どれも心からおススメする音楽ばかりなので、ぜひ聴いていただければと思います!! ジャマイカ音楽(スカ、ロックステディ)まずは、ジャマイカ音楽

    • ちあきなおみ「Three Hundreds Club」

      「歌謡曲 meets シティ・ポップ」なおススメ音楽、第4弾。 こちら「Three Hundreds Club」は、ちあきなおみさんがジャズの名曲を日本語歌詞で歌うアルバムです。 ジャズのカバー?なぜシティ・ポップ?とお思いかもしれませんが、バックの演奏スタイルがまさにフュージョン(fusion)で、そこに日本語歌詞がかぶるとシティ・ポップに聴こえるという… そもそもシティ・ポップ自体が、70年代ソウルやフュージョン・AORに大きな影響を受けている音楽なので、そう聴こえるの

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        Tan Tan(大空はるみ)「Weekend Love」

        閑話休題②。 歌手生活の途中で歌手名をTan Tanから大空はるみに変えられた女性歌手の歌う、筒美京平さん作曲の「Weekend Love」。 これまたグッとくる筒美京平さんの音楽なのですが、どうも最近のコンピレーション・アルバムに選曲されたようで、先週よりYouTubeで正規音源が聴けるようになってました!Spotifyでも聴けます!

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          高橋真梨子「とまどい小夜曲(セレナーデ)」

          閑話休題。 最近、歌謡曲 meets シティ・ポップなオススメ音楽をご紹介しており、それらの音楽は1970〜80年代の音楽ですが、こちらは90年代の音楽。筒美京平さん作曲の音楽を色々聴いている中で、めっちゃグッとくる高橋真梨子さんが歌う一曲です。 さりげないヴォーカルもいいですし、ピアノもストリングスも綺麗な曲で、個人的にはSpotifyでリピート設定すると、気付けば何回聴いてんねん状態にならずにはいられない音楽です(笑)。

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        おススメ音楽の記事まとめ

          尾崎紀世彦「風のグラフィティー」

          少し間が空いてしまいましたが、「歌謡曲 meets シティ・ポップ」な音楽、第3弾。 こちら「風のグラフィティー」は、「ルパン3世」で有名な大野雄二さんがプロデュースした、尾崎紀世彦さんのアルバムです。 ジャケットはススキの野原のようなところで、ジーンズに茶色のジャケットという、カウボーイ風とも何とも、正直パッとしない印象ですが、アルバムの中身はめっちゃカッコいいです。 A-1. 風のグラフィティー (作詞:山川啓介/作・編曲:大野雄二) A-2. Lonely Agai

          尾崎紀世彦「風のグラフィティー」

          伊東ゆかり「強がり」&「ミスティ・アワー」

          シティ・ポップの名曲として有名な松原みきの「真夜中のドア」。 その作曲をしたのが、今回ご紹介する「強がり」&「ミスティ・アワー」をプロデュースした林哲司さんです。 他にも、杏里の「悲しみがとまらない」や菊池桃子の楽曲とかいろいろ手掛けられてますよね。 そんないかにもシティ・ポップな林哲司さんが、伊東ゆかりさんのプロデュースを! 伊東ゆかりさんも歌謡曲の時代から活躍されてますが、1970年代後半~80年代初頭には「サウンドS」という大人な歌番組の司会をされたりもしていたそうで

          伊東ゆかり「強がり」&「ミスティ・アワー」

          いしだあゆみ「アワー・コネクション」のような

          本当の良さが分かるのに、ちょっと時間がかかる音楽ってありますよね。 音楽に限らず、本や映画でもそうですが。 良さそうだなってのは感じるんだけど、そして折に触れて聴いてみたりするんだけど、良さのポイントをとらえきれないというか。ただ、何となく予感を感じて触れているうちに、良さをとらえる感覚が研ぎ澄まされていくというか。 自分にとって、いしだあゆみさんの「アワー・コネクション」はそんなアルバムでした。 演奏しているプレイヤーは有名な方々のようですが、詳しくは調べてません。はっぴ

          いしだあゆみ「アワー・コネクション」のような

          浮世絵の飾り方

          昔、浮世絵は西洋絵画のように壁に飾って楽しむものではなく、普段は棚にしまっておいて、実際には手に取っていろいろ眺めて楽しむものだったようです。 紙の凹凸や、色彩もガラス越しではなく、そのままを楽しむという… ただ、現代の生活では机周りなど身近な壁に飾ってみたくなるというもの。 そこで、額には入れるけれど、ガラスやプラスチックのカバーは外してみる飾り方が、昔風に紙質も楽しみつつ、壁掛けもできて普段から眺められ、一石二鳥ではと思った次第です。 いざ、浮世絵に合う額を探してみる

          ついに浮世絵を!

          最近、仕事先でお昼休みにプラプラ散歩して、由緒正しそうなお寺を参拝していますと、こんなパンフレットを手にしました。 浮世絵といえば、東海道五十三次などはあるものの、基本的には江戸の町など江戸文化を描いているものだと思っていましたが、案外関西を題材にした浮世絵もあるみたいなんです。 この「西国名所之内」をネットで調べてみると、 こんな大阪方面から神戸の方を描いた絵もあって、よく見てみると、 尼崎に西宮、御影、神戸、和田岬や須磨など馴染みの地名が描いてあったりして、江戸時代

          ついに浮世絵を!

          ギヤマンとは? ~いしだあゆみ「赤いギヤマン」~

          今回はちょっと趣向を変えて、江戸時代の香り漂う「ギヤマン」について書いてみたいと思います。 と言いますのも、最近、いしだあゆみさんの歌う「赤いギヤマン」という曲にめっちゃハマっているからなのですが(笑)。 着物の似合う気品あふれる声に、軽やかなレゲエのような裏打ち… そして、江戸時代の舶来への憧れが詰まったギヤマン… ギヤマンとは?江戸後期、オランダ船によって長崎にもたらされたヨーロッパ製のカットガラスのことです。 ダイヤモンドの細片を用いてガラスに模様を彫ったことから、

          ギヤマンとは? ~いしだあゆみ「赤いギヤマン」~

          アル・グリーン

          メンフィスのあの歌手とは、そうアル・グリーンです!! アル・グリーンの音楽をご紹介する前に、まずはアル・グリーンの音楽のキーパーソンである、作曲家・プロデューサーのウィリー・ミッチェル(Willie Mitchell)についてちょっとご紹介したいと思います。 ウィリー・ミッチェルは、メンフィスに近いミシシッピ州のアッシュランドという小さな町で生まれ(1928年)、高校の時にメンフィスに移住しました。 高校の時にはすでにジャズのビッグ・バンドの一員として演奏し、また、かのB.

          アル・グリーン

          ラジオ・フォルモサ③

          ご無沙汰しております! なんだかバタバタしているうちに、前回の記事からもう1か月以上経ってしまいました… この間、心境の変化もあり、このnoteも引き続きゆるりと続けていこうと思っている今日この頃です。 今までに予定していましたように、ラジオ・フォルモサ第3回とその次におススメ音楽についての記事を書いて、その後は音楽以外のことについても書いていこうかなと何となく考えています! 今までにもこんなこと言っていたような気もしますが(笑)。 それでは、久しぶりにはなりますが、おス

          ラジオ・フォルモサ③

          ラジオ・フォルモサ②

          テーマを持った記事としてはまとめづらいものの、ぜひおススメしたい曲たち。 こういった曲たちを、10曲くらいずつ、全3回でご紹介していこうというこのシリーズですが、仕事などでバタバタし、前回(第1回目)からだいぶ間が空いてしまいました。 決してご紹介したい熱が冷めていた訳ではありませんが(笑)、間が空いたことによって、改めて気力も充実したところで、さっそく続きをご紹介してきたいと思います! サンバ・ソウル前回最後にご紹介した曲(ボッサ)からの流れで、まずはブラジル音楽から!

          ラジオ・フォルモサ②

          ラジオ・フォルモサ①

          コロナの影響で、今まで音楽Barなどでしていた好きな音楽についての会話ができなくなったために始めた、このnote。 思いつくままにおススメな音楽を書いてきましたが、テーマを持った記事としてまとめたい音楽はあと残り1つを残すのみで、ほぼ書き尽くしたように思います。 もしかすると、ちょっと気合を入れすぎて書いてきて、燃え尽き症候群のようになってきているのかもしれませんが(笑)。 ただ、テーマを持った記事としてはまとめづらいけれどおススメしたい曲はあります。 最近、そのような曲を

          ラジオ・フォルモサ①

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          キューバとジャマイカを愛するダンサーに

          実際にお会いしたことはなく、このnoteで記事を読ませてもらったり、読んでもらったりしている方々。 この音楽気に入ってもらえるかな、もっとブラジル音楽に詳しくなっていい曲をご紹介したいな、とか、映画やNetflixについて熱がこもった記事でカッコいいな、とか、最近記事をお見かけしないけど元気にされているのかな、などど実際にお会いしたことはないですが、勝手にいろいろ気にさせてもらいながら過ごしております。 僕自身は気ままに記事をupしたり、しなかったりですが(笑)。 今回ご紹介する音楽は、「キューバ meets ジャマイカ」! 近い国同士ですが、片やスペイン語、片や英語と言葉が違うせいか、あまり音楽的にも交流がない様子です。 その仲を取り持つのはMista Savonaなるオーストラリア人プロデューサー。 キューバとジャマイカの良さが絶妙にMixされた曲となっています! この曲は、noteで拝見するキューバとジャマイカを愛するダンサーに元気になっていただきたく、僕からのささやかな贈り物です。 この記事がお目に留まって、楽しんでいただければいいのですが!

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          夏を涼しげに

          甘く、そしてメローなレゲエである、ラヴァーズ・ロック(Lovers rock)。 ジャマイカやバルバトスなどのカリブ海の国々からロンドンへ移り住んだ移民たちの間で人気だった、ロックステディや初期のレゲエの甘いラブソング。 1970年代、レゲエの本場であるジャマイカではメッセージ性の高いレゲエが主流となっており、ラブソングはあまり人気ではなくなっていました。 しかし、甘いラブソングを好むロンドンの移民たちは、自分たちで好みの音楽を作曲し、独自に発展させていきます。 そんなロン