企業概要

販売者がカード決済に対応し、レポートや分析、翌日決済を可能にするツールを開発

🔸ハードウェア
Square Register：ハードウェア、POSソフトウェア、決済技術を組み合わせた、従来のキーパッド端末に代わる決済デバイス

Square Terminal：レシートプリンターで、タップ、ディップ、スワイプ決済

Square Stand：iPadを決済端末や完全なPOSソリューション

🔸Square Reader
非接触・チップ対応：EMVチップカードやNFC決済に対応し、アップルペイやグーグルペイなどのモバイルウォレットでの決済を可能にする
マグストライプ対応：iOSやアンドロイドのスマートフォンやタブレットとヘッドフォンジャックやライトニングコネクタで接続し、磁気ストライプカードのスワイプ決済を可能にする

その他のコマース製品
Square for Restaurants、Square Appointments、Square for Retail、Square Point of Sale、Square Online、Square Online Checkout、Square Invoices、Square Virtual Terminal、Risk Manager、Order Manager、Payment application programming interfaces (API)、Commerce APIなど

🔸Cash App
顧客がお金を保管、送金、受領、使用、投資できるようにする金融商品とサービスのエコシステム

決算数字およびガイダンス

24Q1
⭕️売5.96B$(予5.82), YoY+19%
⭕️EPS0.85$(予0.73), YoY+98%
⭕️粗利2.09(予2~2.02), YoY+22%
⭕️EBITDA0.705B$(予0.57~0.59), YoY+91%

Q2(ガ) Non-Gaap
粗利 2.165~2.185B$
EBITDA 0.67~0.69B$
営利 0.305~0.325B$

通年(ガ)
粗利 ~8.78B$, YoY+15%
⭕️EBITDA ~2.65B$(予~2.63) 前回発表から上方修正
⭕️営利 ~1.4B$(予~1.15) 前回発表から上方修正
🔸売上・EPSガイダンスは発表されない
🔸発表された利益指標は良好

ビジネスモデル解説

売上, 粗利率 [YoY成長%]
①Transaction 1.51B$, 42%, [+6%]
②サブスク他 1.68B$, 84%, [+23%]
③Hardware 0.03B$, -56%, [-8%]
④Bit Coin 2.73B$, 3%, [+26%]
🔸利益貢献に大事なのは①②のみ
🔸BTC価格の影響を受ける売上・EPSではなく粗利を重視
🔸今期粗利率は過去最高

株価と株価収益率(PER)

PER(TTM)41倍, (FWD)38倍
時間外株価+7％📈

ひとこと

ビジネスモデルとともに決算の読み解きも少しコツがあります。ビットコインを除いた本業もYoY+14成長、24通年の利益指標も前回の企業発表予想を上方修正しています。ただ修正EBITDAが金額ベースで24Q1よりマイナスの数字を発表しているのは注意が必要でしょう。

一次情報はこちら👇

https://s29.q4cdn.com/628966176/files/doc_financials/2024/q1/Shareholder-Letter_1Q24_Block.pdf