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息子との日々で学んだこと

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「人は鏡」と言うけれど、子どもと向き合う日々は気付きと学びと反省の連続です。小学校に上がってからASD/ADHDと診断され、それによって自分の中の「当たり前」がどんどん変わってい… もっと読む
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ハリー・ポッター映画は小学校中学年以上が適正年齢なのかもしれない、と3年前の自分に耳打ちしたい

先日、小学四年生の息子に頼み込んで「ハリー・ポッターと賢者の石」の映画を見た。 以前、たしか小学一年生ぐらいで一緒に見た時は、夜のシーンから始まり、音楽も暗い感じで、主人公がひどい家にいるというのが無理だったようで、開始10分ともたずに「無理!」と泣かれてしまった。 その時の印象があったから、本当に「え〜〜〜〜やだ〜〜〜」と言われたのだけど、「モンハンの映画は見れたじゃん」「昔より映画とか見て怖いって思わなくなったって言ってたじゃん」「USJのハリポタエリア超楽しかったでし

甘味は「疲れた」に効く〜「何もかもイヤだ」と思ったときの初手を打った、という話

疲労を感じている時に糖分を摂取すると脳内物質の分泌により云々、という科学的な理屈の話ではなく、実感としての表題である。 ついさっき、1校時が終わるころにわたしは小学校を出た。 小4の息子の登校付き添いからの帰りである。 息子は自閉症スペクトラムの診断を受けている。 早朝覚醒があって、21時までに寝ているのに日中眠さを感じているようなので、メラトニン製剤であるメラトベルを服用している以外、特に服薬はしていない。 特別支援学級に在籍し、毎日「学校行きたくなーい」と言いながら登

9/9-9/10の日記「この2日は、特別支援学級在籍のわが子について思うところが多かった」

9/9の日記「支援級在籍児童と交流級担任の両者をいかに支援するかが大事じゃないか、ということをもっとしっかりまとめようと思った」「邪魔だと思う人は手を挙げて」支援学級の子に不適切発言 先生怖いと休む子も | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/628830 Twitterで上記記事を目にし、前日から色々と考えた日だった。 タイムスの記事には琉球大学の先生のコメントと

9/7-9/8の日記「いろいろ考えて頭疲れた」

9/7の日記「有料継続マガジンの審査が通ったのに公開し忘れた」沖縄語辞典が公式にPDFダウンロードできるようになったと知ってウヒョー! となったり(詳細は下記の知花竜海さんのツイート参照です!) 福岡在住の高校からの友人の安否が気にかかってLINEしたり、 性別で色の選択などについて大人から子どもに対して制限してしまうことについて、下記ツイートを拝見して思うことがあったり しているうちに、有料継続マガジンの審査が通った連絡がきたのに、「非公開」から「公開」に設定を変更す

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「ASD/ADHDの息子と母」としての1年を記録する

去年の6月、こんな記事を書いた。 今読み返すと、ずいぶんと感傷的な文章だなぁと苦笑してしまう。 当時のわたしの文章が大げさだとか、自分に酔ってるとかそういう自己分析ではなく(多少そういうところはあるのかもしれないけど、人間だもの、そういう風にしないと乗り越えていけないことなんていくらでもある)、これを書いた当時のわたしには、この感傷に浸る期間が必要だったし、それしかできなかったというだけのことだ。 当時のわたしは、夏休み明けにしか諸々動かないと言われ、他にできることがなか

息子のサポートの難しさは、だいたい自分のメンタル面が環境に左右されるところにある

今朝は息子がなかなか離れてくれず、結局1校時終了のチャイムが鳴って5分くらい経ってから、泣いているのを置いて教室を後にする羽目になった。 小学校に上がってから、最初の1ヶ月半は一人で登校していた息子が、登校付き添いがないと「お母さんも一緒に来てほしい」と家まで戻ってきてしまうようになった。 そこからずっと、一緒に登校するか、迎えに来るお友達と先に行かせて、教室に様子を見に行く、ということを続けている。 わたしは朝にはあまり強くなく、出来る限りギリギリまで寝ていたい人間だ。

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信念をもって頑張ったけどうまくいかなくてエネルギーを使い果たしてキレてしまった話(改稿しました)

※下の投稿をした翌日に直しています。 好きなことをするためには絶対にやらなきゃいけないことをしないといけない、というのが社会で生きていく上での原則だと思っていて、それをベースに息子との関わりを考えているんですが、息子にとってはこれまで大人たちから我慢させられていたことを我慢しなくていい環境になったことで境界が「怒られるからならない、怒られないからやる」で通用しなくなっている状況なんだろうなと思うのだけど、わたしにもリソースの限界はあるし、わたしは君のサポートだけじゃなく君の

むすこを上から眺めたときのくちびるの「さんかく」がかわいくて好きだ、というはなし

タイトルがすべてなのでこれ以上書かなくていいような気がするけど、あえて書く。 小さい子の上唇って、上から眺めるとちょん、ととがって三角になってることありませんか。 横から見ても鼻よりも上唇がちょん、と前にとがって出ていて、うわぁ〜赤ちゃんだぁ〜、とか、わぁ〜幼児だぁ〜〜〜ってなります。 大きくなるにつれて、鼻の方が高くなってきたり、歯が生え揃ったり、そもそも唇がとんがるような表情(表情の問題なのかどうか、観察していないのでわからないけど)をしなくなってこの「さんかく」はなく

今日でむすこの夏休みが終わる

夏休みに入った時に、Googleドキュメントに下書きを書き始めて、ついさっきまでそれを編集していたのだけど、まだまだ頭の中や気持ちが整理できていないみたいで、出来事を書けば書くほど感情の嵐がひどくなってしまったのでそっとタブを閉じた。 いろいろあった。 いろいろあって、6月下旬くらいからむすこの学校に付き添いをしていた。 仕事はリモートでできるように会社に配慮してもらった。 母の手も借りつつ、なんとか夏休みに入った。 ストレスで十二指腸潰瘍になった。人生で初めて胃カメラ

小学校でやってる夏休みのラジオ体操、絶妙に時間が間に合わなくていつもラジオ体操第一の途中からしかできないし、6歳むすこはラジオ体操がとても下手。見上げた木の緑はなんだか若々しい色をしていた。

宙ぶらりんの期間

5月の真ん中あたりの日曜日。 小1のむすこの初めての授業参観だった。 その何日か前から、連絡帳を通して学級担任から「学校で約束をなかなか守ってくれないのですが、家庭ではどうしてますか?」と聞かれてむすこへの対応についてお返事する、というやりとりが続いていた。 木曜日の夜、小さい頃のむすこの様子からいろいろ聞かせてほしいのでお話しする時間を取っていただけませんか、と書かれていたので、日曜参観の後にお願いします、と返事をして金曜日の朝むすこに持たせた。 金曜日の夜に連絡帳を

むすこの6歳の誕生日の様子を記録しておきたいと思ってiPhoneでぽちぽちしてたけど、スーッと気分が冷めてしまったのでわたしの胸にそっとしまっておこうと思う。書いてるうちにやっぱやーめたってなるの、文筆に向かない。

話題だったので「あたしおかあさんだから」がエンディング曲で放送されたHuluオリジナル番組を視聴した上で感想を書きました。

Twitterが主な生息地なので、ここ数日の #あたしおかあさんだけど #あたしおかあさんだから の流れを追って思ったことをツイートしました。 「了」で締めくくっておいて、ちょっと時間が経って読み返したら …ってな具合で、ツイートするには俯瞰して文章を見ることができないテーマだな、と思い直したので、改めてnoteに書くことにしました。(1つめのツイートに消し忘れ文字見つけたw 「Hulu契約してるし見てみるか、と思って」みたいな一文があったんですが、文字数足りなくて削った

先日、もうすぐ5歳になる息子がアイススケートデビューしたことを記録します。まだ滑れないけど楽しかったようでまた行きたいと申しておりました。フィギュアスケートに目覚めたら嬉しいけどどうしよう(経済的なこととか、サポート的な部分で)笑