おはようございます。先日、結婚式を控える競馬好きの友人に「どんなウェディングケーキにしよっかな？」と意見を求められ、チョコレートムース(ダート)の周りに、抹茶ムース(芝)をデコレートした「ザ・競馬場style」を「どーだ！」と言わんばかりに提案したところ、あえなくボツになったヘヴンリーロマンス@ぺこりですw

今回私が公約するのは、「新・3大絶叫レース」です。もはや、有権者の皆様に共感を得ていただく為の内容を逸脱し、ただ私の競馬エピソードを書きたいだけですw

「読んだ時間を返せっ！」というクレームを受け付けたくないので、予め書いておきますが、ヒマな時の時間潰しのお供にしていただければ幸いです。

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2011年5月29日。私はダービーで2冠を目指すオルフェーブルを見に東京競馬場へ足を運んでいました。競馬場に行くと素敵なことは、全く見ず知らずの人も、その時、その場所を共にしている仲間だと思えて、仲良くなれることです。

私は一緒に東京競馬場へ行った友人から、初めてお会いする男性を紹介されました。なんでも、かつては牧場で働いていたことがあるという男性。おとなしく、控えめな感じですが、競馬への造詣が深く、私はすぐに仲良くなりました。

レースは進み、いよいよダービーが近づき場内のボルテージが上がる中、なんと私のこの日の勝負レースはダービーではなく、裏開催の京都メイン鞍馬ステークス(芝1,200m OP)。キヲウエタオトコを本命に大勝負をしました。

ダービーという大レースの前座に殺気立つ私。隣にいた知り合ったばかりの男性は、じっとダービーへの集中力を高めているように見えました。

東京競馬場の大型ビジョンが、鞍馬ステークスの4コーナーを映し出したとき、私は今日一番の声で叫びました。

「木を〜…ウゥエロォォ〜！！」

ドスの効いた大声に、一瞬周りの注目がこちらに集まったその直後、甲高い声で

「木を〜植えるな〜〜！！」

なんと声の主は、集中力を高めていたはずの隣にいた男性w

私は負けじともう一度。

「木を〜…ウゥエロォォ〜！！」

「木を〜植えるな〜〜！！」

「木を〜…ウゥエロォォ〜！！」……

結果、木は植えられましたw

思わずガッツポーズをしたのも束の間、肝心な1着の馬を見る…。8番人気のベイリングボーイ、買ってねーよ！！さんざん叫んでキヲウエタオトコは2着に来たのだから、周りの人達はおめでとう🎊という眼差しを私に向けてくれるのだが、私の心は今にも崩れ落ちそうな、絶望の淵にいたのでした。

それにしても、おとなしげなその男性も、鞍馬ステークスが勝負レースだったなんてマニアックすぎる…。今は連絡も途絶えてしまいましたが、いつか競馬場でビックリシタナモー(キヲウエタオトコと同じ小田切有一氏の所有馬)的な再会があれば面白いのになんて思うこの頃です🤣

最後まで読んでくださり、ありがとうございました😄