日常にいないであろう私が、彼女の話したいと思える相手として浮かぶこと

私のある友達からかかってくる電話は、ほとんどが突然。電話の約束をしているわけでもなく、何の予兆もなく、急にかかってくる。
多くは夜中3時とかにかかってくるけど、その時はわたしも何故だか起きていて(深夜バイトしてて元々夜行性だってのもあるけど)、起きてるのがバレてるんか?と毎度なんとも不思議な気持ちになる。

私たちは普段ラインはしてないし、会うのも年に一度あるかないか。
高校卒業まではお互いの日常にお互いがいることが当たり前だった(少なくとも私はそうだった)けど、今は違う。それぞれの地でお互いが活動していて、共有できる時間や出来事は殆どない。超大袈裟に言えば、過ごしている世界が違うって感じ。
そんな今、日常にいないであろう私が、彼女の話したいと思える相手として浮かぶことがたまらなく嬉しいなと、いつも電話を切った後に思う。

家族じゃないけど家族みたいな存在。すぐに会える距離じゃなくなったのは寂しいけど、でも、離れたからこそ大きな存在となって支えてもらっている部分がある。私もそろそろ突然電話かけてみようかなー。

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