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曖昧さと揺らぎ

昨夜は23時頃にお腹が減り、スープとライ麦パン、ブロッコーリ―とレタスのサラダを食べる。こんな遅い時間にお腹が減るなんて久しぶり。お腹が減って眠れそうにないからけっこうしっかり食べる。冬眠から目覚めた熊ってこんな感じなのかな。

自炊をするようになって、食べたい・作りたいという気持ちは出てきたのだけれど、あいかわらず体重は減る一方。自分ではけっこう食べてるつもりでも、一人で暮らしていると自分が食べている量が多いのか少ないのかよくわからなくなる。

毎朝起きるとすぐに計ってます


2月にはMAXで52.4kgだった体重が3月に入ると減り続け、今朝は48.9kgだった。トータルで3.5kg減。

なるべくご飯だけは食べるようにと思ってはいたけれど、光熱費の高騰と寒さですっかり気が滅入ってしまい、いつの間にか「食べたい」という気持ちが消えてしまっていた。もともと痩せていてなかなか太れない体質だから、この減った体重をもとに戻すためには数ヶ月~半年はかかると思う。

デイケアに参加すればお昼ご飯も出る。これからは参加する回数をもう少し増やして、お昼もきちんと食べたほうがいいのかなと思った。

今朝の最低気温は-3度。なんだか日増しに寒くなっている気がしてる。また雪でも降るんじゃないだろうか。寒くて朝から気が滅入る。

午前中に洗濯機を回して、その間に掃除機をかける。床に敷いているラグをコロコロで掃除する。なんだか落ち着く。

お昼はスープとヨーグルトを食べる。昨夜に食べたものがまだ胃の中に残っている感じがする。体も少し重い。夜遅い時間に食べるのはやめようと思った。

洗濯物を干してから40分ほど写経をした。少し眠くなる。バッハを聞きながらソファーでまどろむ。窓から差し込む光があたたかい。少しだけ眠れた気がする。


起きてから机に向かいハルに手紙を書いた。今日は便箋に3枚。ほとんど人と会わない・話さないという生活を続けているから、今の私にとってハルとの時間だけが唯一の社会とのつながり。

午後は宮地尚子さんの「傷を愛せるか」を読む。丁寧で優しさにあふれた言葉。心の傷をそっと紡いでくれるようなエッセイ集。


日々の暮らしの中で、できるだけ前向きに、そして心穏やかに生きることが理想なのかもしれない。

けれども、「揺らぎ」や「ゆとり」、そんな、どこかぼんやりとした曖昧さがあったほうが今に私には良いのかもしれない。


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