1.電圧、電流、電力、抵抗の関係

電気は電圧、電流がセットになって流れます。どちらかがゼロならエネルギーとしてはゼロになります。

イメージとして
電圧は電気を流そうとする圧力
電流は電気の流れ
電力は電圧と電流を合体したもの
抵抗とは電気を流すのを邪魔する、文字通り抵抗するものです。
といった感じで覚えてください。

電気が持つエネルギーは以下の式で表現されます。
電力=電圧×電流　[W] 
電気は電圧、電流が常にペアで存在していることを覚えてください。

また、電圧、電流、抵抗の関係は以下の式で表現されます。
(オームの法則です。)
電流=電圧÷抵抗 [A]

電流は抵抗が分からないと計算できません。そのため、一般的に電気といえば電圧で話が進むことも多いです。
しかし、動かす装置や回路上に存在する抵抗によって電流が変わり、電流が変わるので必要となる電力も変わります。

以上は直流の計算です。交流の計算は少し違いますが、電子工作では不要なことが多いため割愛します。
次は直流と交流について説明します。

2.覚えておくこと

・電圧、電流、電力、抵抗の関係。
・電気は電圧、電流が常にペアで存在していること。
・抵抗は電気を邪魔する。
・電流は抵抗によって変わるため、必要な電力が変わる。