callasoiledの聴き方について

好きに聴いて欲しい。

自分が作った音楽を好きになって良いし、嫌いになって良い。
「これは〇〇の意味がある」可能性とか「何の意味もない」可能性を否定したくない。
「オナニーして気持ちいい時の音楽」みたいな、卑下したような表現されても俺はそれを尊重したいと思ってる。
君はそう思うんだねって。

それらをSNSとかで言うのも良いし、言わないのも良い。
出来れば言って欲しいが、それはこちらの事情だ。

何が言いたいかっていうと、俺の音楽の事好きじゃない人の事も考えなきゃいけない。
それが「音楽」というものだからだ。

自分の音楽を好きだが、あえて公言しない人の事を理解したい。
自分がこんな風に長ったらしく、真面目風に、つまらない感じで語らないと虫が収まらない位に口下手だから、その気持ちがそれなりによく分かると思う。
だから無理強いしたくないという話だ。

そういう、自分にとってのネガティブな要素を排除したくないんだ。
そんなもの無い方が生きやすいに決まってるけど、音楽って、人に聴いてもらうものだから、人に聴いてもらう為に、それを排除したくない。

ただ、自分が口下手で、倒錯したような音楽を作っているばかりに、それがトラディショナルであるかの様に見られるのが嫌だったから、書いてみた。

自分の音楽、倒錯しているし、自己陶酔の賜物だけど、それは別に重要じゃないんだ。
君がこれをどう聴くかが重要なんだ。
俺の事なんか関係ないから。
だから、好きに聴いて欲しい。

あともう一つ。
できる事なら、俺の音楽を俺自身と思わないで欲しい。
俺はこんな美しくない。

人を見て劣情を抱くし、うんこするし、最近無駄にちょっとイライラしてる。
日用品は流通性の高い無難な物ばかり使ってて面白味がないし、人と話す事が無い。
恋人もロクにできた事ないけど、お金払って相手に申し訳ないセックスをしにいった事はある。

書いてたら腹立ってきたし、申し訳ないけど、これが俺です。

そんなダメな人間が、callasoiledの音楽を作ってる。

これで幻滅して、自分の音楽ごと嫌いになったなら申し訳ない。
でも、いつかは露呈してしまう事だと思うから、先に言って楽になりたかったのかも。

という事で、明けまして。

日常が延々と続いている事に変わりないのに、何がめでたいのか分からないから容易におめでとうとか言いたくないんだけど、多分、めでたいかどうかじゃなくて、その形式がきっと大事なんだろうと思うので、おめでとうって言っておきます。

明けましておめでとう。

だって、よく分からないものをよく知らないまま使うの怖くない…?
それにおめでとうって言ってんのにこんな警句みたいな話で大丈夫だったかな…。

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