現代社会では男と女、どちらが人生イージーなのか?

「フェミは女さんの生きづらさを語るけど、
現代は間違いなく女さんの方が恵まれてるやんけ!!!」


ミソジニーが良く言う煽り文句である。


実際にあったツイッターであったリプを並べてみる。

・出産の対価としてパートとかの緩い働き方が許される特権階級にいけるのが羨ましいって話よ
・体売ればラクに稼げるマンさん羨ましいですわ
・大学も管理職も「女性枠」とか出てきてまじ無能女でも出世イージーすぎるやろ
・女性専用車両…ほんと逆差別


という感じ。
ミソジニーのいう女さんのラクそうなところを要約すると
「仕事をしない選択肢があり、いざとなれば楽して大金を稼げる。
さらにはいろいろと社会に優遇までされちゃって、女さんは“人生イージーモード”だ。」
ということが心底羨ましいということだ。


だが、現代社会においてイージーに人生で"全て"を手に入れられるのは男のみの特権である。


そのため、哀れな負け組ミソジニーは女さんなんかよりも全てに恵まれ人生イージーな強者男性に嫉妬して恨み辛みを垂れるのが正解なのだ。

だが、同じ土俵(性別)を叩くと自分の"負け"を認めざる負えない。


それは出来ない自尊心の高さゆえに、自分よりも下だと思っている女さんが良い思いをするのは許せず、必死に女性優遇に不満や文句をいう悲しい日々を過ごすのだ。



東京というゲーム


現代社会で生きる人々において、

・富(仕事、年収)
・モテ(スペックの高い異性からのモテ、結婚)

というのは東京というステージに限らず
誰もが心のどこかで望んでいる
人生というゲームで得られる幸せの報酬だとすれば

それらを手に入れやすければ入れやすいほど

"人生イージーモード"となるわけだ。


このうちモテ、というのは特に男性にとっては
人生が不幸か不幸でないか、において
かなり重要な要素だ。


ツイッターでミソジニー活動に勤しむ男さんもリプ欄見れば間違いなく"非モテ"属性であるし、
秋葉原連続通り魔事件の犯人も「彼女さえいれば」と度々2chに書き込んでいたようだ。

私の過去の記事↓にコメントしていた人は

僕はやりたいというよりも愛されたいんです。並んで一緒に歩くだけでもめちゃくちゃ幸せなんです。でも現実の女性はみんな冷たいので、仕方なしにそういう方法(風俗)に頼っているだけです。僕はこんなにも一途なのに、世の女性たちは浮気するような猿しか選ばないですからね。

というような感じで、
とにかくモテと無縁であることは不幸で不幸で仕方なく
そして、自分を好いてくれない女性を恨めしく思うわけだ。


では男性が女性に振り向いてもらうにはどうすれば良いのか?



以下のアンケートを見るとモテる男性というのは「経済力」が非常に重要だということがわかる。


明治安田総合研究所から引用



ここでイケメンばっかりがモテるだのなんだと文句をいう負け犬によーーく見てほしいが、女性は異性にルックスをそこまで求めていない。


つまり男性は仕事で成功して稼ぐこと"さえ"できれば自ずと"モテ"という幸福も非常に手に入りやすいということだ。


単純明快な男性の幸福の方程式。

二兎追うものは三兎得ることができる、それが男性の"特権"なのである。

男性が人生ゲームを攻略するには生まれつきの容姿というのは実は関係なく

良い会社に入り、しっかり稼げさえすれば後の欲しいものは自然と着いてくるわけで 

そういった意味では人生イージーだとは言えないだろうか?



一方、女性はこの特権がない。

実際に"全く働かない妻は嫌だが、自分よりも稼がれるのも嫌"だという論文が出ている。


つまり、女性は仕事で成功すればするほど男性のプライドを傷つけてしまい、モテからは遠ざかっていく……という不幸な方程式が成り立つ。



もちろんどちらも手に入れることはできるかもしれないが

仕事にも理解のある彼くんを捕まえ、
仕事に穴を空けた上で命懸けの出産、
その後は家庭と仕事を両立しながら出世街道を進む…

これは明らかに男性よりもハードモードである。


政府がどんなに声高らかに女性活躍をうたっても

バリバリ働く子持ち男性社員には
「家庭のためにしっかり稼いで働いて…偉いですね」
と賞賛され


バリバリ働く子持ち女性社員にな
「小さい子供がいるのに……そんなのでどうやって子育てしてるの?ちゃんと面倒見れてるの?」
と非難されるのが現実。


子供を持ったばかりの男性は容易に転職出来るが
女性社員は「フルタイムで働きます!」とどんなに言っても
「どうせ子供の世話とかで早退しそうだし辞められそう……」といった具合書類で落とされるのも現実。


就職面接でも
男性には聞かないのに
女性に対してはいまだに
「出産や結婚したら仕事は続けるのか?」と言った質問があったりするわけだ。
(※こういった質問は本来禁止されてますが役員面接などで出てくるジジイは平気で聞いてきます)



収入は後天的なスペックである。

今は弱者男性でも、勉強したり資格を取るなどで
逆転ホームランは可能。

学生時代は非モテ時代だった人間が、医者になったとたん、クラスでモテモテだった足の早かった子なんかよりもモテるようになる光景はよく見る。


ミソジニーのいう人生イージーモード女性というのは、容姿に恵まれた女さんのことであって、逆に容姿に恵まれなかった場合は下手すれば弱者男性なんかよりよっぽどの人生ハードモードを歩む。

だが容姿は完全な才能、生まれつきのもの。

土台が整ってないと二重にしたところで
全員が可愛くなるわけではない。

整形嫌がる男性も多く、バレれば別れを切り出される。

ブスに生まれた場合、
逆転ホームランが非常に打ちにくいのが
女性の人生だ。

女性の場合、人生をイージーにしたくても
そのスタートラインに立つための資格は生まれつきなものであり努力ではどうしようもない。



男性は女性の容姿を非常に重要視するのは先ほどのアンケート結果からも読み取れる。


ミソジニーは
「女性は専業主婦になれていいよな!」というが、
専業主婦が出来るくらい稼ぎのある男が選ぶのは、いつだって"容姿がハイレベル"な女性である。


芸人カップルやスポーツ選手を見ても
美女と野獣ばかり。野獣と野獣はない。

成功者は嫁にブスを選ばない。



ラクに大金が稼げるという水商売も
やはりレベルの高い容姿が求められ
近年は更にコミュ力、頭の良さが求められる。


レベルの低い容姿だとキャバクラやラウンジでは
雇ってもらえず
行き着くのはソープや立ちんぼ。

1回の性行為を1万円という破格でも客がつくかつかないか……

性病のリスクも大きく、肉体労働であり、とてもラクして大金、などとは言えない。


勉強に仕事に精を出しても、"男より賢くて稼ぐ厄介な女"が出来上がるだけ。

まさに賢くて稼ぐであろう女性医師の生涯未婚率は35.9%と、男性医師2.8%と比較すると非常に高い割合であり、仕事と家族の両方を手にすることの難しさが伺える。



もちろん何を人生で手に入れたいかは千差万別なので、富とモテの手に入れやすさだけでイージーさを語るつもりはないが
それを論じてもここではキリがない。


一方で多くの人が人生ゲームで攻略して手に入れたいものであるのは間違いないだろう。




歴史を振り返ってみても
富、名声、力、この世の全てを手に入れる
のは、いつの時代も"男"ばかりなのである。

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