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ポジティブもネガティブもフレキシブルなのが楽ですね。

フレキシブルとは、
しなやかなさま。柔軟なさま。また、融通のきくさま。

コトバンク


家の近所だから、お休みの日にしか行かないパン屋さんがありまして。
行こうと思ったタイミングで、ちょうどわたしのお休みとお店の定休日が重なってたことが何回かあったんですよ。そうなるとついついムキになってしまうもので。「今日こそは大丈夫」と確認した上で出掛けたところ「パン窯の調整のため臨時休業させていただきます」と。


度重なるすれ違いに
「よほどわたしに食べられたくないらしい」
とぶちぶちつぶやいたら、友人がニコニコと笑って
「美味しく食べてもらうために準備中なんだよ」
って。

お互いちょっとした軽口なんだけど、その「都合のいいポジティブな解釈」がいいなって思ったんですよね。
誰にも迷惑なんてかかってなくて、こちらが勝手に気を良くしてるってだけのことがいいなって。

それと、わたしのポジティブ変換がまだまだだな、と思い知らされたというか。



思考というのは、生まれ持った性質ではなくて、単なるクセでしかないわけです。ポジティブに考えるクセを持っているのか、ネガティブに考えるクセを持っているのか。結局のところ、それだけの差しかないんですよね。

で、思考というのは上書きできるんですって。
仮に「あいつムカつく~!! 〇△×◇!!!」
と脳内でムチャクチャに罵ったとするじゃないですか。
それはネガティブ側の思考ですよね。だけどそこで
「やっぱ、今のナシ! キャンセル」
って言ったら、先ほどのネガティブ発言がなかったことにできるらしいんですよ。ウソのような本当の話。

つーことは、
「悪いことなんて考えちゃダメ」
って聖人であろうとする必要なんてないわけですね。
我慢なんてする必要なく、思いっきり罵倒でも何でもしてスッキリした後に「オールキャンセル!」でなかったことにできるんですから。


そんなわけで、最近では無理に「ポジティブでいよう」と思うこともあまりなくなって、多少はラクになれたように思います。

ポジでもネガでも、本当はどうでもよくて。
考えすぎたり偏りすぎるのだけを避けられればな~という程度で充分ですね。
目標は、もっともっと楽に軽くなること、ですからね。

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