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電撃移籍(引き抜き)もストーリーの一つだよね

今日のテーマは"電撃移籍(引き抜き)"についてです。毎朝、プロレスの神様がお題を提供してくれるのです。(笑) イノスケのプロレス放浪記を見てくださってる皆様も、お題をコメント欄に投稿して頂ければわかる範囲で書かせて頂きますので、宜しくお願いします。
さて、本題に入りますが、引き抜きによる移籍が盛んな時期は、1970年代後半から1980年代辺り。地上波のテレビ放送が盛んな頃。テレビ局とプロレス団体は一体化、視聴率次第で放映形態等が変わりかねないので、団体としても必死なのであるが、同じ業界の仲間。裏ではいろいろと様々なストーリーがあったと推測される。まあ、そこはマスコミを引きずり込んでのこともあったのだろう。当時は衝撃的な事と思っていたスタンハンセン の全日本プロレス電撃移籍。テレビ中継があるにも関わらず、ブロディ組のセコンドに付くと言う衝撃的な事を起こしてくれた。後日談としては、すでにテレビ朝日との契約は切れており、日テレに映る事に問題はなかったようだ。でもあそこまで大胆にテレビに映り試合に介入するなんて、やっぱり衝撃的なことなんだぁと。それとともに次回への予告編的要素も含まれていたのであろう。

試合にも介入したハンセン

ハンセンの全日本移籍するストーリーは





と言った壮絶なストーリー。表では引き抜きと言ってますが、やはりマンネリ化を考えると入れ替えは必要だなと言う事で、一つのストーリーとして展開されたものではないかと推測する。マスコミの煽り立てもより一層ファンに期待と想像力を持たせた。

この引き抜きについては事前にマスコミ(週プロ?)が予告していたような記憶がある。これはダブルブッキングのような感じだったね。新日のMSGタッグリーグ戦に出場予定にも関わらず、世界最強タッグに出場してしまったのだから。マスコミが煽り立てその通りに事は進む。マスコミとプロレス団体は不思議な関係です。
ハンセンの引き抜きから数年後、今度は新日本がブロディを引き抜く。



馬場さんて何気にシビアなところがあるよね。龍原砲が絶頂期の頃、私生活のアレで問答無用に阿修羅 原を解雇したし、自分のお気に入りには手厚くしてたみたいな話もあったような気がします。ブロディは馬場さん的には、評価が低かったのかな?でも、数年後に全日本に復帰している。移籍した場所の水が合わないってことも多々あることだろうけど、この頃の引き抜き云々は、新日本と全日本の持ちつ持たれの関係で成り立っていたのではないかと思っている

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