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普段話もあまりしなかった父との大晦日の思い出を語ります。

アラフォーになった今、昔の記憶はどんどん忘れていっている気がします。今日は大晦日ですが、大晦日で言えば小学5年生の時の大晦日の記憶が一番古い記憶となります。


なぜ小学5年生の大晦日の記憶が残っているのかというと、やはり印象深い出来事があったからでした。それは父とのやり取りです。


普段私は父とは不仲ではないですが話しは、ほとんどしませんでした。父が家にあまりいなかったこともあります。また父から私に何か話ししてくるような事もほとんどありませんでしたね。


話もしないので父がどういう人なのかも小学5年生の時はわかっていませんでした。優しい人なのか、怖い人なのか。どちらかと言えば圧倒的に怖いイメージが強かったです…


しかし小学5年生の時の大晦日のやり取りで優しいところもあるんだなと思いました。


私は4年生の大晦日に除夜の鐘を聞きたかったのですが、寝てしまい聞くことが出来ませんでした。5年生は絶対に聞くぞ!と思っていました!しかし当日になってテレビが壊れて見れなくなってしまったのです。


除夜の鐘はれTVでしか聞けないと思っていた私は今年も聞けないまま終わると思っていました。その時私は除夜の鐘を聞きたいと何故か父にも母でにも相談出来ず一人で悩んでいました。そして夜になって一人でシクシクと泣いてしまったのです汗


その状況に気が付いた母は理由を聞いてくれました。ただテレビ壊れてるから聞けないなという返答でした。やっぱりそうか…と思いましたが、泣きながらも仕方がないなと思っていました。


しかしその時普段私に話さない父がラジオでも聴けるぞと教えてくれ、チューナーも除夜の鐘がなるチャンネルに合わせてくれました。そして無事除夜の鐘を聞くことが出来ました。


この時父は優しい人なのかなと思いました。しかしこの後も父との会話が増えると言ったことはなかったです。ですがたったこれだけのやり取りでしたが、父も優しいところもあるんだなと思った事は今でも忘れません。


そして私が大人になってからは会う頻度は少ないですが、会えばお互い話すようになりました。父は覚えていないかと思いますが、私としては自分が大人になった事と大晦日の出来事があった事が大きいです。


一番古い私の大晦日の思い出の話でした。完全にチラシの裏にでも書いてなさいと突っ込まれても仕方がない内容で申し訳ありません汗


最後まで読んでいただきありがとうございまいした。


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