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半分以上の国にない言葉

『頑張る』
地球の半分以上の国には無い言葉

エコビレッジビルダーとして活躍されている
山納 銀之輔(さんのう ぎんのすけ)さん

“日本はまだ お金がないと不安な国だから
好きなことで お金を生み出して行ける村と
自給自足の村を作ろう”

その思いで2023年11月から石垣島で
「絵本の村」づくりをはじめている

これまでもスペイン、タンザニア、タイ等で
持続可能な循環型のエコビレッジを
作ってこられた山納さん

YouTubeチャンネル TOLAND VLOGにゲスト
として出演されていた時に初めて知ったのだが
氏が仰っていたのが冒頭の言葉である

ある時海外で村作りの途中に帰国せざるを
得なくなり通訳の方から村のみんなへ
「最後まで頑張って仕上げてほしい」と
伝えてほしいと言ったところ
「頑張るという言葉がないから伝えられない」
と言われたそうだ

しかしビザ切れでどうしてもあと数日で
そこを去らねばならなかった山納氏は
“頑張る”をどう言い換えて伝えたら良いか
寝ずに考えたとのこと…そして

「頑張る」
     ↓
「やりたくない事を無理してやる事」

という言い換えに辿り着いた

確かに!!それを聞いた私は衝撃を受けた
頑張った結果、多くの不安と苦しみ・悩みを
抱え壊れていく人のなんと多いことか

日本人は子供の頃から
「立派な大人になる為に頑張って勉強しろ」
「頑張ったら偉い」
という言葉を繰り返し言われ続け
クセで頑張ってしまう

ただ誤解されたくないのは
“やりたい事に夢中になって時間を忘れる”
のは頑張っている訳ではないということ
とも仰っていた

とはいえ日本の今ココは頑張って働いて
お金を得なければ生活が立ち行かないから
理想論だと言われてしまえばそれまでだが…

しかし若い頃に個人事業主として成功した後
ホームレスとなり、そこから自然に抱かれる
経験を経て現在ビレッジビルダーとして
活躍されている山納氏の言葉には
実現可能な世界だという希望もある

縄文時代のように村全体で協力し合い
思いやり深く皆で子供を育てていけるような
全自動循環型社会の中でのんびりと
好きな事をして暮らしていけたら
どんなに幸せだろう…と考えさせられたお話


※TOLAND VLOGのマサキさんは山納氏の
  考えに賛同してエコビレッジを築くべく
  愛知県知多半島に土地を購入されたそうです



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