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猫のようにざらざらした舌で  過去日記2016 春


某日

Charaは やはり 新しい恋人ができたのだそうだ
良かった おめでとう
女の子は しあわせじゃないと いけないのだ

ネモフィラは四月下旬らしい
メモメモ

生理は結局 こない
森の香りのバブにはいる

某日

彼は全裸で通勤カバンで あそこだけ隠しながら歩くという
変態的な夢を見たそうだ
大丈夫か?

今日はミモザの日なのだそう

ドラマで ブルーヴァレンタインを借りてもらう

某日

セレンディビティを観た

この世界には まだ沢山の知らない ステキなことがあると思うと
ワクワクする
毎日、宝物だと抱きしめてくれる人がいる幸福を思うと
今までの人生で起こったあれこれを考えても
ありあまるしあわせものだと思う

彼を迎えに行った帰り道
ローソンで158円なのに150円出してしまったら
レジのおばさんに

「まちがえることもありまーーーす」

と、
歌うように言われて
これは 正しい接客なのかと うろたえた


今、彼が
「純ちゃん、本当にいる? 僕の夢じゃない?」
などと 言っている


確かに、現実は時として
小説や映画よりミステリアスだ ,


猫のようにざらざらした舌で舐められたら
気持ち良さそう



某日

冬 きたりなば 春 遠からじ

まだまだ寒くて もうすぐ桜が咲くという気がしない
花冷えと 呟いている人もいるが
花冷えは 桜が咲いてからだったような

某日

なんか写真に自分の名前をいれられると
写真よりも その人の自我が主張されているように感じられてしまうのだ
どんなに美しい写真でも そうされると興醒めしてしまう

純だって自分の作った物に愛着がない訳じゃないけれど
一方で
それを 雑草のように 踏みつけられてけっこう
というような想いがある

自分の記しをつけてしまったら
純粋さからは どんどん遠ざかってしまうような気がする

(ここから リアルな日記の写真)




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