法律事務所移籍に係るご挨拶 その他

拝啓
陽春の侯、皆様におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、私こと、2024年4月1日を以て、従前の法律事務所(弁護士数20名ほど、三拠点)から別法律事務所(弁護士数4名、一拠点)に移籍し、アソシエイトから卒業しパートナーになることとなりました。

弁護士となり10年目の節目となりますが、まだまだ我が身の未熟さを痛感する日々ではございます。これまでの事務所で学んだ多くのことを少しでも実践し、日々の業務に邁進する所存です。
クライアントの皆様の権利実現に尽力する心を忘れず職務に当たります。

引き続き御指導御鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

敬具

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当地では、法律事務所を移籍した際にこのような挨拶文を送ることが慣例となっています。
私こと、などという表現は他に見たことはありませんので、ここだけの表現かもしれません。
10年前は同業者は皆が送っていました。しかし、最近は「弁護士間で送ってもゴミになるだけだし要らなくね?」という考えの方が増えました。私も今回の移籍では挨拶状を弁護士に送る予定はありません。顧客の皆様にはお送りしますが、6月になるでしょうねえ。

士業界隈では独立はおめでたいこととされていて、パートナーへの就任もめでたいこととされています。しかし、私の場合は病気もあり、前事務所不適合という主たる理由もありまして、手放しに喜べる移籍ではありません。しかし、とにかく移籍してから腸閉塞がでなくなりました。移籍して良かったと言うことでしょう。いやあ本当に。

とはいえ、もう人に頼る身分ではありません。これまでの事務所で学んだことを忘れず、毎日勉強するということをさらに忘れず、業務遂行と学習継続に邁進します。何卒よろしくお願い申し上げます。

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追記:忙しすぎて挨拶状は6月になりそうです。申し訳ございません。

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