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料理のコツは、実際に作ってみてつかむ

少しでもより明晰で、洞察力があって、分かりやすいものを目指すほど、つまらない雑作業が増えていく。例えばドレミファソラシドの音符が並ぶ五線譜を作るとして、シーケンサーは一小節で区切りが入るし拍子も入る。どうやったらそういうのは入れないで🎼と♩を用意できるのだろう…

質問すると誰か答えてくれるフォーラムはあるし、先ほど検索してみたら、やり方が綴られているページを見つけました。後でやってみる。

ああ料理に似ている。食べるときはとにかく食べてナンボで、ところがいざ自分で作る、それも人様におだしするために作るとなると、いきなり悪魔の門になるの。クックブックやブログを参照しても、肝心なところでよくわからなくなる。

パソコンで何か操作法を試してみたくて、解説ブログにある操作手順にそってやっていくと、途中で解説と実際の画面が食い違ってくる。これ本当に頭に来てしまいますね。バージョン違いでよく起きます。

そういうときは自力でなんとかしてしまうこともあるし、質問投稿フォーラムに投稿するべく質問文をタイプしていくうちに謎が自分で解けてしまうこともけっこうあったり、回答をいただいてそれで解決して「THX!」と返信したり、回答がわけわかめなので出てくるタームと画像からあたりを付けて自力でなんとかしてしまったりもして。

繰り返しますほんまに料理に似てはる。私はお料理にはあまり熱意を注いだことがない。ひとさまにお出しするとなれば嫌でも一生懸命になるのが料理。自分はそういう必死さには置かれていないので、料理の腕を磨く機会があまりない。

人生とは料理の腕磨きなりですかそうですか。

そうそう私のなかにとてもシニカルな批評家さんがいつもいて、何か行き詰ると「そんなのフォーラムに投稿する前に検索で探せばいいじゃん」「ChatGPTにとにかく質問して、それからひとに訊けよな、こんなところに質問してくる前にサ」とかいちいち批評してくる、それでいて何も手伝ってはくれない。

餃子をフライパンで焼いていて、どう頑張っても皮がフライパンの底にくっつてしまう現象があります。

パンのテフロン加工が薄くなってしまっているのが原因だったり、ガスコンロの火が強すぎるせいだったりします。

クックブックに「中火」とか「弱火」とかあって、それをうまくイメージできないでフライパンを熱するとえらいことになる。


ほかの方はどうかわからないけれど私の場合、ガスの火の強い弱いは、時間を早めるか遅くするかの、速度調整の装置なんですよね。けっこうそういう感覚の方、多いのではないかな。とりわけ男性。

そのあたりにもっと神経質になれると、いい料理になってくれると思う。あくまで思う、です。

「お前本当に理事長がいうように口だけだな。口だけ」といきなり癇癪を起こされた記憶が、ああまた脳裏をよぎる。合気道の道場の先生、口ひげ。最後に大声で「うるせえ!」でそっぽ。



[追記]シーケンサーで小節のくぎり線を消す技、会得しました。ちなみに以下のやり方では✖です。バージョン違いだから。


私のはバージョン4なのでこうしてみたらできた。


今検索してみたらこんなのがありました。


以下が実際の画面



赤で囲った部分も、不可視化できないものでしょうか?

ああっ息が切れる、思考の息切れ。こういうときは一度そこで終えて、後で気力が湧いてきたら(または何か閃きがあったら)続きをするようにするのがコツですね自分の場合。


[追記2] 先ほどフォーラムでこんな技を教わりました。


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