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千里の道もまぐれから

皆さんこんにちは、しまさです。

誰にでも偶然にも上手くいった経験はあると思います。いわゆる、まぐれ当たりというやつです。スポーツをしている人は特に分かるかもしれません。

私はバレーボールをずっと続けているのですが、苦し紛れに打ったボールがたまたま得点につながったり、片手で挙げたボールがセッターの定位置に返ることがたまにあります。そういう時は、内心ではラッキーと思いつつ、計算通りみたいな澄ました顔をしています。

まぐれと聞くと実力ではないように聞こえますが、「運も実力の内」という言葉があるように、まぐれも実力の内と言えるかもしれません。

今回はそんなまぐれについて考えたので、お話ししていきます。


一回目の成功はまぐれ

誰だって最初から成功する実力を持っている人はいません。失敗を繰り返して、初めて一回目の成功があります。そのため、初めての成功は誰だってまぐれなのです。

初めて補助輪なしで自転車に乗れた日のことを思い出してみてください。何度もこけて痛い思いをして、それでもチャレンジして少しずつ進める距離が伸びていって、その結果として乗れるようになったはずです。

大人になると忘れがちですが、成功の秘訣は失敗しても止めずに成功するまで続けることです。たとえ、その成功がまぐれ当たりだって構いません。

誰だって最初の成功はまぐれです。成長を初めて実感するのはまぐれなのかもしれません。その時の嬉しい気持ちを忘れずに、満足せず次のチャレンジにつなげていくことで、まぐれから次のステップへと進んでいけるのです。

再現率を高めて実力にする

私はまぐれも実力の内だと考えていますが、周囲から実力と呼ばれるためには再現率というのもポイントです。試行回数1回で成功したと言われても、それが本当に実力なのか、たまたま上手くいっただけなのかは分からないですよね。

同じ100%でも1/1と100/100では信頼性が違います。そのため、まぐれで成功した1回の再現率を高めていき、同じように成功が再現できることが、客観的にも認められた本当の実力と呼べるのです。

違和感が心地良さに変化する

私は再現率が上がるにつれて、最初に感じていた違和感が心地よさへと変化していくのではないかと思います。特に、直感型の人は違和感を察知しやすく、そういうタイプが多いかもしれません。

例えば、バレーボールの初心者はよくアンダーレシーブが痛いというのですが、上達するにつれて痛みなど全く感じなくなっていきます。最初は痛みという違和感を身体が察知していたものの、レシーブが上手くできるようになるとそれが心地良さへと変化するのです。相手の渾身のアタックをレシーブできた時は爽快感は半端じゃないです。痛みなんて微塵も感じません。

まぐれとは偶然上手くいったという現象なので、その成功がなぜ上手くいったのか違和感を感じることが多いです。そして、その違和感は失敗との差分により生じます。そのため、その違和感を心地よさへと変えることができたのなら、失敗との差分が解消されたことになるので、成功の再現性が高まったということになります。

もしかしたら直感型の人にしか分からないのかもしれませんが、似たような経験があったら是非コメント欄で教えてください。

まとめ

千里の道もまぐれからです。
そして、まぐれも実力の内です。

まぐれと言われても、実力だとごまかしましょう。
実力を認められても、まぐれとごまかしましょう。
それが一番クールです。

以上です。最後まで読んでくれてありがとうございました。

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