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2023年買って良かったモノ10選(前編)

今年買って良かったモノ&コトを書き連ねます。
自転車用品から選んだのでは無く、自転車用品しか買ってないだけです。

1,SPECIALIZED S-WORKS AETHOS

かわいいね。

言わずもがな、これが全ての中心。
初めて選んだディスクブレーキの車体。
ネットで揶揄されてばかりの不人気車種。

試乗した際、批評を言語化する前にその走りに惚れ込んだ。乗り味は至ってシンプルで中庸。
芯がありつつも程良く柔い足当たり。
若干のウィップ感を活かしたダンシング、ハイケイデンスでのクライム、軽量性に任せた加速。平坦の高速巡航以外はそつなくこなす懐の深さ。
何より、200kmでも3000upでも、まだ走りたいと感じさせてくれるのが素晴らしい。

カラーはグロスバーチ/アバロニラピスオーガニックカラーラン/デューン
かわいいけど覚えられない。

フレームセット価格66万円。
SL7を含む各社ハイエンドも選択肢に挙がる中で選ぶには相応の覚悟が必要だったのは事実。
ただ、自転車という趣味を楽しむ為の道具としては正解だったと感じる。
エートスは決して逃げなどではない。

価格以外の悪いところも一応書いておく。
ハンドリングが妙にクイック気味で、ボトルを取るのも少し気を遣う。
それとフレームへのラメの入り方。
カラーで共通らしく、個体ごとの個性は無い模様。
ハイエンドなんだからそこはプレミア感付けてくれても、と思わないこともない。

いやほんとかわいいなお前

トレンドを抑えた最新のフレームに後ろ髪を引かれる思いはあるけれども、選んで良かったと思う。SL8が席巻する現在でも、自分はおそらくエートスを選ぶ。

2,SHIMANO R9270 DURA-ACE

見栄と意地の具現化。
実用上アルテグラで不足は無い。
300g程度の重量差で価格差は15万円。
所詮は趣味である。合理的判断が下せるなら答えは決まっている。

ファーストロット限定のプライオリティパック。箱を捨てられない。

選ばれたのはデュラエースでした。
行いの愚かさを嘆きながらも、その黒い輝きに脳を焼き尽くされてしまった以上は抗えない。

「白いフレームには黒で締めたほうがカッコいい」
「クランクの凹みでロゴが消えにくい」
「フレームが地味なんだからコンポで見栄張っても良いじゃないか」
「そもそも1gあたり500円ってコスパ良い方では?」
脳内で囁く物欲の手先達。こいつらのせいで貯金出来ないんだよ。

休憩中ふと視界に入る、燦然と輝くDURA-ACEの文字。

使ってみてどうかなんてのは野暮な話で、自分如きがデュラを触っているという事実でお腹いっぱい。ご馳走様。
当然だが、デュラで組まれた自転車を羨み、渇望し、妬むことが無くなった。モチベーションが上がり精神も安定し業務効率も向上しSNSでの過激な発言も鳴りを潜めた。私は元気です。

ただ満充電時に高周波音で鳴くのだけはやめてくれ。
寝る前充電が出来ない。

3,SHIMANO DURA-ACE WH-R9270-C36-TL

聖地ウエパで25%OFF。

フレームもタイヤもディスクも初物なのにホイール単体の評価なんか出来ません。
ただ、少し走れば山にぶち当たる日本ではC50よりC36の方が合ってると思う。リムハイトとカッコ良さが比例関係にあることは認める。

細身丸パイプのエートスには似合う。

Alpinistで良いじゃんと言われるが、某ショップで「エートスにアルピニスト以外は有り得ない!」と怒られたのでC36を選びました。
考えを押し付けられたり、頭ごなしに否定されると逆らいたくなるお年頃。そのショップではフレームもホイールも買うのやめました。

走りの良し悪しは正直分からないが、結構軽くてリムハイトもそこそこ、何よりエートス+アルピニストがスタンダードな中でオリジナリティを出せてお気に入り。

4,ラバッジョ Fourスターコーティング

大阪在住時に毎月自転車を持ち込んでいた、洗車専門店ラバッジョ。新車を買ったらコーティングをお願いすると言い続けていた。
妥協のないハイエンドパーツだけで組み上げた以上はコーティングも最高級のものを。
つまりはFourスター【炙り焼付け】コーティングである。

言葉通り、ガスバーナーで炙ってコーティング剤を定着させる。

ガラスコーティングを施工する業者はいくつかあれど、自転車を炙っているのはクレストヨンドとラバッジョくらい?
コーティングによってツヤに深みが出るのは勿論、水を弾く様が凄まじい。汚れが水拭きだけでスルスル落ちていく。

ヌルヌルヌメヌメのテッカテカ

更には納車式まで付いてくる。
引取に行くと、赤いヴェールに覆われたバイクが鎮座している。覆いを剥がし、ガラスの鎧を纏った愛車を横目にシャンパン(ノンアル)の注がれたグラスを傾ける。写真や動画の撮影もしてもらえる。
さながら結婚披露宴。期せずして既婚者になった。

思わず笑ってしまった。

ところで先日、ディーラーで自動車の見積を取る機会があった。最上位グレードのコーティングで80,000円弱であった。
エートスに施工したこのコーティングは115,800円である。
これ以上考えてはいけない。

このタグから写真類がDLできる。些細だが演出に一役買っている。

5,SPECIALIZED S-WORKS TORCH

スーツに合わせる革靴は5,000円。
こいつは50,000円でインソール18,000円だ。
誰か俺を止めてくれ。

インソールは同じくスペシャライズドのカスタムフットベッド。
これまで使っていたのはシマノのRC9(一世代前)。名称が分からないが、土踏まずの対象位置、足裏の小指側が浮く感覚があった。メルトインソールを入れてから多少マシになっていたものの違和感は消えず、Qファクターを延長すべきか悩んでいた。

地味

履き替えて初めて、フィッティングが間違っていたことに気付いた。
長さと幅に対して高さが低く、遊びがあった様子。
トーチは足の形に沿うしなやかなアッパー素材でありながら、ホールド力も両立。
履いていることを忘れる、は言い過ぎだとしても、足裏からペダルまでの一体感が感じられる。

BOAの締付けもギチギチからゆったりまで違和感無く使える。質感だけでなくクリック感も良好で、場面に応じた微調整がし易い。
一方でシマノシューズにあったリリース機構が無いのは不便。軽量化の為かもしれないが、あれに慣れているとどうしても面倒に感じる。

ここでチラ見えするロゴの為にデュラ使ってるまである。

インソールは足型から成型しているのだから当然フィット。。。なのだが、メルトインソールのそれとは趣が異なる。
メルトはとにかく硬い。足裏の形に変形させた鉄板を踏んでるような感覚。
カスタムフットベッドは、足裏に当たる面は意外と柔らかく沈み込む感覚があった。かと言ってパワーロスを感じるようなことは無く、ガチガチのアウトソールとのツナギを果たしているようなイメージ。足裏が1枚増えたような感覚。

パワーの無い自分が評価しても無価値だが、20倍でスプリントするプロも使ってるのだから良い物と盲信しても構わないだろう。供給品だとしてもそれで勝っているのだから。


これで半分?沼が深すぎる。
後編は小物ばかりのはず。


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