物欲より情報収集癖

私は気になったことについてはとことん調べて分析なり考察なりをしたくてたまらない。興味の対象は狭く、そして深く…。生活の役に立つことでもなければ、答えがあることでもなく、ただの自己満足なオタク趣味。

ネット上の記事もTwitterもブックマークだらけ。気に入った情報はとりあえず手元に集めておきたい。今私の周りではガチャガチャ(カプセルトイ?)が流行ってるけど、私は昔からあまり興味がない。物欲とか物のコレクションに興味がない代わりに、情報収集癖が強いんだと思う。

pocketってアプリが便利で、すごく簡単にネット記事を保存できるものだから、すぐにブックマークする癖がついてしまった。おかげでいろんなジャンルの情報がどんどんたまっていって混沌状態。カテゴリ分けとかもできるみたいだけど、面倒臭いからしていない。

後で読み返すつもりでブックマークしたものの、時間が経つと散らかったブックマークを見返すのも面倒になったり、探したページがなかなか見つからないことも多々あるけれど、精神的には満たされる。そして、思い付いたことは、その都度日記アプリに書き留めている。

こういう性格が役に立ったのは学生時代に論文を書く時だけだった。ひたすら参考文献をかき集めて読みあさって夜な夜な分析したな…。不思議と苦でなくて、私の性格には合っていた。やっぱり、私はintjというより、intpかもしれない。

YouTubeもランダムに好きな動画を保存していたけれど、さすがに散らかってきたので、カテゴリー別に整理した。これでとても効率よく見返すことができる。映画のお気に入りのワンシーンを集めたリスト、お気に入りの歌のリスト、睡眠用bgmリストなど。こんなことしてもよく見るのは決まったいくつかなんだけど。お気に入りのYouTubeを見るのが毎晩の楽しみ…。

頻繁にYouTubeを見るようになって、30 分以上映画やドラマを見る集中力はなくなってしまった…。

アマプラとかも見放題だから、ちょっと映画の最初を見ておもしろくなければすぐに別の映画を見始めてしまう。なかなか一つを最後まで観きれない。レンタルビデオ時代は多少つまらなくても借りたからには最後まで観てたのに。最後まで辛抱して観て得られる充足感ってあった気がする。昔は数分の好きなシーンを観るために数時間の映画を観ていたけれど、今はYouTubeに切り抜き動画まであるし。もうこの頃には戻れないな。

短時間で求める情報にアクセスできて、快楽を得られるのって便利だけど脳には絶対よくない。もう大人だからまぁいいけど、今の時代の子供や子育てって大変だな。少なくとも私は、今の時代に子供でなくてよかった…



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