6. キャパ500人超の福山市市民センターでうきわくフェスを決行したけど
6月当初、施設からほど近い公民館に付属する体育館(エアコンなし)での開催を予定していたうきわくフェス。
ところが、2023年の夏は過去の気温を大きく上回る猛暑。
「こりゃ、やばすぎる~💦」
こうして急遽当月に入り、
収容人数が500人という 身の丈にあってない広さながら、会場を変更。想定が甘かった一件。
で、フェス当日。
開錠の8時スタートダッシュで場内入り。即座に、フロアにシートを端から端まで敷き詰める職員、壁面に持参したポスターや看板を設置する職員、音響さんが到着し対応する職員、
動きいいよ、いいよ。
ゴミ箱用ダンボールを準備する職員、舞台前に提灯を飾る職員、バザー品を並べる職員、
そうこうしているうちに、お願いしている1番目のゲストさんが到着し、
本番前のリハーサル・・・
なんだけど、職員、到着に気づかない💦
他にも、音響さんからは「ホールに流すCDが届いてない」と言われ、
ある職員は「受付に置くアルコールがない!」と声をあげ💦
開始前の場内、バタバタ、バタバタ。
ハプニング、アクシデントの大パレード。
開場も遅れ、予定の10時を10分ほど過ぎて見切りスタート‼
アクシデントで始まったものの、児童さん成人利用者さんの発表はスムーズ
ゲストさんのステージはもちろん、いずれも申し分なく、拍手喝さい👏
ただ観客が200人あまり。
500人入る会場に、220人のみ
これははやれるだけのことをやった結果だった?
私たちは、〝木を見て森を見ず〟になってなかった?
利用者発表だけを目的にしてなかった?
うきわくフェスを盛り上げてくれたゲストやキッチンカーへの配慮、足りてた?
普段利用者支援が仕事の私達は、一方で保護者さんの相談/ケアも行うし、
はたまた相談援事業所からの電話だって受ける。
利用者、保護者、相談支援事業所
・・・・取り巻く環境はまさに限られた世界。
福祉界隈は抽象的な言葉であふれています。
「今日は利用者さん、気分が乗らないからやらなかったんだよ、きっと」
「季節の変わり目だから、今日不穏だったの、しょうがないよね」
「本人のタイミングに合わせて、そのうち行きま~す♪」
利用者支援では、その人に合わせ、時間でロボットのように動くことはできません。ただ、一般社会では通用しない。そして、福祉の世界でも、もっと具体的にやることを明確にして動くこと(PDCA)は必要だと思うのです。
木を見て森を見ずになってはいけない。
利用者さんが本当に困っていることの課題解決に向けて日々動けてるか?
いい感じでまとめない。
物語のように終わらない。
それが「わたしたちの現実」です。
結果、気づけたことがたくさんあった、うきわくフェスでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?