期待

些細な期待でも応えられないと悲しいし、辛いし、憎い。客観的に見て全く褒められたことではないが、親の期待に応えられないと、物を投げられた。叫ぶように怒鳴られた。家から出て行きなさいと言われた。親は察するよう期待する人間だったから、私は親の期待が分からないまま当たられ続けた。何故、そこまでされないといけない。期待して不機嫌になっても、物を投げない人間になっただけですら褒めて欲しいくらいだと身勝手だけど本心で思っている。

親だけではない。期待して不機嫌になることは良くない、期待しすぎとされながらも、期待されて不機嫌になられる事は学生時代も、社会人になってからもいっぱいあった。建前と実態が伴ってない。人に期待しすぎと言う人間が期待しすぎなんてこともあった。自覚がないのかとうんざりした。

期待に応えてもらえない恨みは本当はそう言う人たちへの積もった恨みなのかも知れない。これ以上身勝手な人間を続けたくはないので、そういう人たちとは距離を置いて、自分も変わっていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?