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不登校のはじまり

息子は中1の5月ごろから不登校になった。
家から学校までが遠くて、自転車通学だった息子は、毎日40分かけて学校に行き、部活もバスケ部。朝は陸上の練習があるから(運動部は自動的に特設陸上部に入部)6時に出発🚲

4月はなんとかそんな毎日をこなしていた。
5月に入って、足が痛いと言い出した息子は整形外科でしばらく運動や自転車通学をやめるように指示を受けた。
陸上も休み、バスケも休み。
車で学校に連れて行く日々。

元々、息子の入りたい部活は文化系の違う部活だった。ただ、文化系の部活がその年はとても人気で、息子は担任の先生から、男の子という理由で運動部を勧められて、そのまま入部。

せっかく入ったのだからと息子なりに頑張っていたんだと思う。

全てをちゃんとこなそうとしていた息子。

でも、部活は休まなくてはいけない、自転車通学もダメ。
後から聞いた話だけど、小学生までは勉強でそこまで困らなかったけど、中学生の勉強が難しくてついていけなかったと。

完璧主義な息子にとっては全てをこなせないこの状況はつらかったのかもしれない。
家庭の問題もあったし、きっとそれだけじゃなかっただろうけど…。

お腹が痛いとトイレに篭るようになった。
朝何十分も。
車で連れてく時間になっても出てこない。
仕方がなく学校に遅れる電話を入れる。布団から出れない日もあって、そんな日々がしばらく続いた。

能天気な私はとりあえず学校に行って、お腹痛くなったらトイレ行ったら?とかそんなに深く考えてなかったー。
大人たちは、なんとかして息子を学校に行かせる事に注力していた。

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