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シャネルと酒瓶と、親子の思い

本当ならEp7〜Ep12まで順番に書くつもりだったシュチタ感想。
なのだけど、最新話が私の心情にグサグサ刺さりまくった。
なのでまずは勢いで思ったことを記しておきたい。

suchwita Ep13
ゲストはコメディアンのチョ・セホさん。
3月にジミンちゃんと出ていたユ・ジェソクさんの「ピンゲコ」で認識、
しかもユンギとジミンちゃんと親交がある方だと知る。

先輩に可愛がられ、後輩からは見たらほっとする存在。
ザキヤマさんにちょっと雰囲気が似ている?いかにも人がよさそう。
私の第一印象はそれだ。

冒頭からフライングしてセットに入ろうとしたり
(提供を受けているとはいえ)両手いっぱいの荷物
ビール、ソジュ、ソメクを作るTERRAタワー、ソジュ用の酒坏・・
商品の紹介だけですでに面白い。笑

文明の利器、TERRAタワー。

セホさんご本人も言うとおり、ぶっちゃけ話に一貫性はあまりない。
おもしろエピソードがマシンガンのように繰り広げられる。

なぜユンギと仲がいいのか?
共通の友人を通じて親交が始まったことはわかったが
仲良くなったきっかけになるエピソードなどは特になく。

先輩ゲストよりは明らかにくつろいでいて
後輩ゲストよりはそこまで気を使っていなくて。
何なら時々タメ口で話している。
本当に仲がいいのが開始5分でわかる。

後半からだんだんセホさんの人となりが垣間見えてくる。

服の大好きなセホさん。
昔は自分をよく見せようとして
年収より少し頑張った、でも「身の丈に合ってない」ブランドの服を着て、
「家に帰ると虚しくなった、嘘つきのような気分になった」
「当時、服は鎧だった」と。

あ、わかる!

時々は背伸びも大事だけど、無理は疲れるし、虚しい。
学生のとき、頑張って背伸びして
カースト上のグループにいたときのことを思い出した。

話を合わせることに必死で、心の底から楽しいとは思えなかった。
彼女達も気づいていたと思う。この子ちょっと無理してる、と。
気づかないフリをして友達でいてくれたことには感謝しかないが
結局、卒業して数年、なんとなく音信不通になってしまった。

一方、別のグループ(今思うと身の丈にあっていた)とは今も仲良くて
しばらく会ってなくても数秒で当時に戻れる。心の底から落ち着く。

自分の身の丈にあった服を着るようになったセホさんは
シャネルも自分のブランドの服も、
ヴァシュロン・コンスタンタンの超高級時計も、着こなせている。

自分の実力以上に頑張ろうとするから大変なんだ。
新人賞をとって華々しくデビューしたけど、売れるまでにかなりの時間がかかったセホさん。
メインになろうとするのではなく、
自分に出来ることをやるようになってから、仕事が順調になったセホさん。

この人絶対いい人だ。

一部のグクペンさん達が敬遠する昔の出来事もちょっとわかってしまったが
本心ではなく、演出だと思う。
グクちゃんもバンタンさんたちも気にしていないし
ユンギもここまで信頼しないと思う。

そして、タイムマシーントークのコーナーで
若かりし頃、仕事に行き詰まり、
家で飲んだくれてばかりいたセホさんに、お母様からの突然の電話
とっさに「TV局で打ち合わせ」と嘘をつくけど、
実はセホさんのご自宅を訪ねていたお母様。
酒瓶で散らばった部屋を見られる恥ずかしさ。
嘘を責めずに、優しく寄り添うお母様。

あ、わかる!(2回め)
(酒瓶は散らばせてないが)めちゃくちゃ心当たりある。
親には心配かけたくない。
大丈夫じゃなくても、「大丈夫」と言っちゃう。全部順調だという。
しょっちゅうやっていることだ。
何ならつい最近も同じことをやっている。

今回のシュチタ、私のための番組かな。もう泣ける。

このセホさんエピソードに続いて
音楽の仕事を反対され、一番辛かったとき(2015年のI NEED Uのころ)も
順調だと言い張っていたユンギが、コロナで全てのスケジュールがキャンセルされ、ツアーもなくなったショックで、ご両親の前で初めて大号泣し、
そしてご両親の間で泣きながら眠ったと。

私が画面のまえで大号泣。
ご両親の前で泣けてよかった。
そしてご両親も息子を間に挟んであげて心ゆくまで泣かせてあげる。
なんていいご両親だ・・

なんでユンギがソロツアーをすることになったか、
体調辛そうなのになんであんなに楽しそうなのかもわかった気がした。
この人は公演に生きる人なんだ。
正直命を削るようなハードスケジュールだけど、
公演ができないこと、アミ達に会えないことのほうが
両親が間に挟んであげないと落ち着いて眠りにつけないほど
相当心身への負担が大きい、つらいことなんだ。

メインじゃないけど周りに拍手を送る役割を一生懸命やるセホさん
センターへの欲はないけどチームのため頑張るユンギ

そして、弱い自分をさらけ出せる二人。どちらも強い人だと思った。
仲良くなったきっかけはやっぱりわからなかったけど
なんで仲がいいかは、わかる気がした。

この回を見て、親に会いたくなって、お休みもらって近々帰ることにした。
親の前で正直に「大丈夫じゃない」とはまだ言えないかもしれないけど。


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