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Suchwita Ep27②イジョンの親友、ユンギ

シュチタEp.27の感想続き。
どうせなら3月9日に、と思って書きはじめたものの
なんだかこそばゆくなってきて、1日遅れ。

シュチタのマスターユンギはすごい人なのだけど
ソウルメイトのイジョンさんとの会話から
心掴まれエピソードをいくつか。

まず音楽プロデューサーとしての着眼点がすごい。
イジョンさんがプロデューサーEl capixtnとなるきっかけの曲「Ddaeng」
その始まりがアメリカに行ったときに持っていった絵札遊びだったとは。

しかもこんな可愛くサビをつくっていたんですか

ささいな日常のある一コマも、音楽にしてしまう。

そして「Daechwita」
朝鮮時代の、王がお出ましになるときの音楽であり
シュチタのオープニングテーマでもある。

そして4分半の大作でもある


元ネタは韓国の伝統的な音楽なので
当然キャッチーさもヘドバン要素も微塵もない。
下手するとコメディソングになりやしませんか。

元ネタの曲を送られてきて「これで曲を作る!」って言われても
イジョンさんも「??」「ユンギは何を企んでいるの?」になる。
ユンギの家で合宿をし、作業し、1週間で完成させる。

企んだ結果がこれですから

「Daechwita」はAgustDの名刺代わりの1曲、
そして「誇らしくて一方で超えたい山」になった。

もうひとつ、タイミングの見計らい方と緩急の付け方がすごい。

全ユンギペンが大号泣した(であろう)
歌が歌えなくなったイジョンさんへのサポートの申し出。
「喉の治療を受けよう、お金はあとでゆっくり返せばいいから」
家族でもなかなか言いだせなかったようなことを
車を運転しながら、ぽんと一言投げかける。

絶望のどん底にいると、どんな慰めの言葉も届かないような気がするが
時々、すっと素直に言葉が入ってくるタイミングがある。
一言投げたのは、その絶妙なタイミングだったんだろう。

喉は治らなくても、イジョンさんの心は相当癒やされたはずだ。

相手が求めるもの、必要としているものを察知し、
一番心を鷲掴みにするタイミングがいつかが、わかっているんだ。

グクのように歌えない、と悩んでいたジミンちゃんに
「お前の声はすごくいい」と言ってあげたり

ツンデレのデレがものすごく甘い


いくら言っても教えてくれなかった「7」のタトゥーを
ツアーファイナルでしれーっとお披露目したり・・・

そりゃイジョンさんもこう言うよ

イジョンさんが終始ユンペンの気持ちを代弁してくれた。心もイケメン。

サインタイム、記念ショット、エンディングトーク。
いつものようにさらっと終わると思ったら暗転した。

シュチタは今回でシーズン1の営業を終了する。
堅苦しい挨拶はしたくない、と言いながら
「もう少し待ってくださいね」「ある日目が覚めたら7人で踊ってますよ」
この展開、ツアーファイナルの最後の曲が終わったときを思い出す。

いつもは「あんにょ〜ん」みたいな挨拶もなく、さらっと終わるけど
区切りのときはけじめとしてちゃんと挨拶をする義理堅い人。
そして安心する言葉を添えて、淋しいけど清々しい余韻もくれる人。

こういうところに心を鷲掴みされるんだ。


「D-day」がAgustDとしての活動の第一章のピリオドで
「シュチタ」はミンユンギの第一章のピリオド。
ピリオドは休みという意味で終わりではありません、そうであってほしい。

ひとつだけ、兵役後も今までと同じペースで放送され続けたシュチタ。
もっとスローペースで放送してくれたら・・と思わずにはいられない。
でもこれもきっと計算だ。それもめちゃくちゃ緻密な計算の上での。

でも・・・

ホビの本領発揮なこれとか

テテの意味深なタイトルのこれとか

メンバーのソロ活動プロモーションの場として始まった番組
シュチタが必要なのは・・今でしょ!

いや、そういえばシーズン2は2025年以降とは言ってない。
(シーズン2があるとも名言されてないけど)
もし未公開エピソードの中にhope on the streetのビハインドとか
FRI(END)Sの作成秘話とか残っていたら・・・

ひとまず再オープン、お待ちしております


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